12月23日～26日 3泊4日で訪韓してきました。
今回は撮影スポット巡りはほとんどなしで、ミュージカル中心の旅でした。
一人旅でしたが、劇場では顔なじみのグクファンの方たちにも会えて、
ご飯で合流させてもらったり、一緒に写真を撮ったりできて嬉しかったです。
旅中、ミュージカル「モンテクリスト」3回、「イル・テノーレ」を観劇
映画「シングル・イン・ソウル」を観ました。
今日のブログでは、モンテクリストに関しての感想を書こうと思います。
前回、台本を買ってきて読んでいったので、前は聞こえてこなかったセリフが
今回はだいぶ聞こえてきて、より細かい部分が理解できて面白かったです。
まずは、グクのモンテ 2回分まとめてになりますが、今回印象に残ったこと、
お気に入り部分などをとりとめなく書いてみます。
（細かいところまでネタバレです。ご注意ください）
12月23日（土）夜 モンテクリスト
ソ・イングク、ソンミン、カン・テウル
この日の席は初めてのセンターブロック5列右寄り
12月25日（月）昼 モンテクリスト
ソ・イングク、イ・ジヘ、チェ・ミンチョル
この日の席はセンターブロック3列右寄り
1幕
1幕最初のデュエット曲
우린 사랑하니까 （私たちは愛してるから）
二人のケミ、仲良し具合がより自然になっているようで、微笑ましかったです。
ソンミンさんはグクの両頬つねる仕草あり。
グクの満面の笑み、幸せな表情が観られてこちらも幸せになります。
3週間前に観た時は、これが最初の曲だからか? 緊張のせいか？
少し不安定に感じたけれど、もう大丈夫ですね！
婚約式シーン
台本のト書きを読んでいてわかったのですが、
エドモンドが警察に連れて行かれそうになった時、
実はよい人のカドルスが、「ちょっと、もしかして・・・」と
誤解を解こうと声をかけようとしますが、ダングラースに止められる、というシーンを確認。
彼はダングラース達の策略には本気ではなかっただろうし、後に良心が咎めて証人になろうとして、消されてしまうという気の毒な運命をたどりますね。
역사는 승리자의 작품 （歴史は勝利者の作品）
この”勝利者の作品”っていう言葉のセンス、すごくうまいなぁーと感心します。
テンポが良くて聴いていて気持ちのいいナンバーですよね。
特に、このサビのフレーズはずっと耳に残るので、心の中で一緒に歌いたいと思っても
リズムの乗せ方がすごく難しくてうまくいかない。
今度こそ、ここだけは歌えるようにしたいと思い練習してます。
♬역사는 승리한 자들만의 작품이나까 （歴史は勝利者たちだけの作品だから）
ヨクサーヌン スンリハンジャードゥルマネ チャクプミニッカ～
こんな感じですかね？♪
神父さんとのシーン
よりアドリブが増えていて、セリフや仕草に自由な遊びが入っているようです。
久しぶりに人に会って互いの体温を感じて感激しつつ
아...따뜻해 あ～タットゥッテ（あ・・あったかい）
という時は本当にうっとりとメルセデスの温もりを思い出してるみたいでニヤニヤ・・・
神父様が石に名前、年、性格、住所までつけてるという話を聞く時の
グクの反応も、一つ一つの驚き方を細かく変えていたり、復唱してみたり面白い。
神父様との会話はすごくリズム感、テンポがよくて、
グクの茶目っ気ある演技が見られるのも楽しい。
友達について質問されるシーンが好き。
特に、神父様に「メルセデスを好きな他の恋敵はいなかったか？」
と聞かれた時に、あきれ気味に
「まったく！先生、僕たちは町では噂の恋人だったんですよ！」っていうところが
何言ってるんだか～って感じの口調でお気に入り。
そして、ボロボロの囚人服姿なのに、髭剃り後は特に顔だけキラキラ
して
して整っているお顔がより際立ち、なんて美人な囚人さんかしらと見入ってしまいます。
神父様とのお別れシーンは父子の別れのようで、お宝な名場面ですね。
このシーンはセンター右手席は、目の前で見られてより感動でした。😢
脱獄した後の海賊シーン
程よい腕の筋肉が美しくセクシーで、無造作にかぶった帽子姿が妙にキュートで、
シャツの胸元が深めに開いているので、胸の美しい溝ラインもチラっと見えたりして・・・
この衣装のグク、男っぽい野性味もあって好きだ～～！
ありがとう！衣装さん。
25日、海賊につかまってのお着換えシーン
時間がギリギリだったみたいで、帽子を適当にしか被せてもらえず
目が隠れてしまいました。
（黙ってさりげなく直してもいいのに・・・）
目が見えないよぉ～的な手のしぐさで歩くアドリブを入れていて、可愛かったです。
さすがです！
モンテクリスト島で宝を発見して歌う
우리가 왕이 된다면 （いつか王のように）
短いけれど、今までの苦労と困難を抜け出し、
体中喜び一杯で
表情キラッキラさせて歌う姿が胸熱です。
キラッキラさせて歌う姿が胸熱です。ここでも、たくましい腕も鑑賞できますね～。
우리의 별 （私たちの星）
真っ白な衣装で回転台に乗って登場して歌われる短くて美しい曲。
よく聴いてみると、アレンジが美しい。
フルートの音がまるで流れ星
や空からキラキラと舞い落ちる星屑
を表現しているようです。
や空からキラキラと舞い落ちる星屑を表現しているようです。美しいフルートの音色と、まだ希望に夢見るような優しい歌声が絡まり、切なく響いてきます。
この後、神父に化けてモレル船主に友人たちの消息を聞きますが、
話を聞きながらの反応と表情に注目です。
メルセデスは結婚した→ 少し笑みを浮かべる
モンデゴという、いとこと結婚した→ 途端に険しい顔に
父親は飢えて死んだ、最後まで息子の名前を繰り返して→苦痛と怒りに震えだす
復讐を決意する瞬間ですね。
地獄ソング
白い衣装に赤い照明が当たります
この一曲の中で、多数の複雑な感情が入り乱れ・・・
自嘲的な笑い、深い悲しみ、湧き上がる怒り・・・復讐心。
自嘲的な笑い、深い悲しみ、湧き上がる怒り・・・復讐心。
もはや、神父様の言葉「許し」という言葉はどこにも見えません。
目つきが本当にすごい。
狼狩りの三白眼を軽く越えるほどに、白目ってこんなに大きくなるの？
目玉おやじ出てきた？くらいにすごい顔してました。
そして、最近、シャツの引き裂きはなくなったんでしょうか?
（ファンはみんなここチェックしてますよね！
）
）残念ながら
2回ともネックレスのみに引き裂きでした。
2回ともネックレスのみに引き裂きでした。次回に期待します。W
2幕
가짜 칼 싸움 (偽剣の戦い）
アルバートの手錠を外してあげて、偽の戦いを始める場面
台から下にジャンプして降りる時に、体操選手の着地のように
手をＴ字に広げて降りるが可愛い。
海賊たちとの偽の戦いやコメディシーンも、より息の合った感じで楽しそうでした。
戦いを終えた後、アルバートにすごく感謝されて大満足のエドモンド。
「お名前を教えていただけますか？」と聞かれた時に答える
「私はモンテクリスト、モンテクリスト・・・伯爵！」
♬ジャーンジャーンジャーンジャーン
この時のドヤ顔がまた最高です。
復讐するために、ジャコボとルイーザが色々と手伝っていますが、
二人とも、内心はモンテが復讐する行為を快くは思っていないようですね。
それがわかる場面があり、人間的な暖かい心が垣間見えて、いいなと思いました。
ルイーザが、「今のあなたは全然セクシーじゃない」と言うセリフとか・・・
ジャコボが、復讐を始める前に
「最後まで伯爵の意志に従いますが、今からでも幸せになるように・・・
私に全部処理させてもらえませんか？」と申し出ているところ。
でも、すでに悪魔化（黒化）しているモンテは全く聞く耳を持っていないのが悲しいですね。
それにしても！
ダングラース、ヴィルフォート、モンデゴの3人に罠をかけて失脚させるシーンは
滅茶苦茶セクシー。
高笑いしながら
悪い男を演じるのがすごく楽しそう。
悪い男を演じるのがすごく楽しそう。やはり、38詐欺師のジョンドを思い出します。
ヴィルフォートに「シャトーディローーーー！」と同じセリフをやり返す時の
声も浪々とした良い声で、快感です！
そして、モンデゴの「俺を裏切ったのか？」の言葉に返す時の迫力がすごい。
「17年前、なんの罪もない青年を世の中から消した、おまえらの卑劣な裏切りに比べたら
なんともないだろう！
モンデゴ！俺がこの瞬間をどれだけ待っていたか、わかるかーーー！🫵」
すごい迫力の声と表情。顔から目が飛びだしそう。👀w
3人をついに完全にやりこめた時は本当に満足そうな顔でした。
あと、グクばかり見てると見逃してしまいますが。
ダングラースを罠にはめている時のアンサンブルさんのダンスがすごく面白くてお気に入りです。
グクも見たいし、ダンスも見たいし困りますが・・・。
세월이 지나（ 歳月がたって）
メルセデスのソンミンさんもイ・ジヘさんも、前回観た時よりも、声もよく出ていて
さらに良くなっていると感じました。
特に、今回はソンミンさんの感情移入した歌や、セリフの間などにもジーンと来てしまって
この歌はメルセデスの曲で一番好きなんですが、魂のこもった大熱唱にとても感動して涙が出ました。😢
과거의 나 자신 （過去の私自身）
もう、この場面最高で、終わってほしくない。
瞳に涙がたまってウルウルしながら歌い始め・・・
後半は笑顔を浮かべながら幸せそうな表情で歌っていたのが印象的です。
やはり、私は、この曲が最高です。
この曲、真ん中、左、右と少しずつ動きながら歌ってくれるんですね。
25日はセンター右寄りだったのですが、右手に来た時になんと真正面に立ってくれたんです。
それも途中でしゃがんで歌うのですが、この時の視線の高さがですね！
ちょうど私の目と同じ位の高さになったもんだから、もう息ができませんでしたよぉ～。
最高に好きな歌で最高の視線・・・幸せいただきました。
カーテンコールでの満足そうな幸せそうなグク、輝いていました。
そして、25日のカーテンコールはクリスマスバージョン。
神父様と悪3人組は赤鼻をつけて、モンデゴは赤い電光サングラスをかけて登場。
メルセデスは赤いクリスマスケープを羽織って可愛らしく登場。
だいぶ盛り上がってます！
さて、モンテは？
地獄ソング歌うのにあまり似合わないものは付けられないかな？という予想を
大きく裏切って・・・
まさかのネズミのヘアカチューシャをかぶって登場！
えーーー！これで地獄ソング歌うの？
グクはなるべく復讐怒りモードで歌おうと努力するも、どうにも照れて笑ってしまう。
集中ポーズを二回ほどして頑張ったものの、笑いを抑えるのは難しく。
可愛かった～。
地獄ソングとヘアバンドのギャップが大きすぎて。
しかも、ボタンを押すと耳がピコピコ。
最後に、♬アーメーーーーンリクリスマス！って言ってたらしいのですが
って言ってたらしいのですが私ったら、キャーキャーヒューヒュー言ってたせいか？気がつかなかったんですよ。
ショック・・・
デュエットでは、二人向かい合って歌うと笑ってしまうため
なるべくグクを見ないように客席に顔を向けて歌うジヘさん。
でも、わざと顔を見せて笑わせようとするグクさん。楽しかったです。
最後にカーテンがしまりながら、なにやら裏でハグでもしてるのでは?と思わせるような足元のシルエット・・・
気になるぅー。
そして、ラストのオーケストラはクリスマス曲を演奏。
指揮者さんも赤いサングラスをしてノリノリで観客と一緒に盛り上げてくれました。
ここまで遊んでくれる韓国ミューの自由さ、好きです！
3週間ぶりのモンテクリスト。
グクさんも、他キャストも、
さらなる余裕と自信、なによりも良いチームワークを感じさせる素晴らしい公演でした。
12月24日（日）夜 モンテクリスト
キム・ソンチョル、ホ・ヘジン、カン・テウル
この日は3階で観劇。
人気のソンチョル君のモンテも観てみました。
私は、ソンチョル君の作品は観たことがなくて、今まで彼のことをよく知りませんでした。
モンテの中では一番年下だし、顔は可愛らしい感じもあって、この復讐劇のモンテをどのように演技するのかな？とあまり想像がつかなかったんですよ。
でも、正直、びっくりしました。
こんなに演技がうまい方だったとは！と。
想像よりもずっと男っぽさがあり、ユーモラスな場面もすごく笑わせてたし。
（間の取り方とかうまい）
神父さんに髭を剃ってもらって自分にうっとりする場面の演技はちょっとグクさんと似てた。w
歌声もYouTubeで見るだけではやはり、わからないですね。
さすが、ミュージカル経験が豊富なだけあって、声量も迫力もありお上手でした。
彼は高音が得意みたいですね。
地獄ソングでは、彼なりの高音メロディにアレンジして歌っていたり
メルセデスのことを歌う部分では泣き歌いになったり、細やかな表現で聴かせてくれました。
復讐シーンもかなり悪い男になっていて、こんな声出すんだ～と驚いたりしました。
想像より骨太でした。
そして、メルセデスのホ・ヘジンさん、初めて観ることができました。
声に透明感があってクリアーな歌声がメルセデスの役にすごく合っている気がして、気に入りました。
グクとのペアがあまりにも少なくて、なかなか観れなくて残念です。
千秋楽までに一度はグクとのペアで観れるといいのですが・・・。
☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡
コ・ウンソンさんも、ソンチョル君も、それぞれ魅力があって面白かったし、
まだ観ていない、イ・ギュヒョンさんも益々観てみたくなりました。
最近、イ・ギュヒョンさんの出ているドラマを観たくなって、
「刑務所のルールブック」を観ているのですが、面白くて止まりません。
さすが、シン・ウォンホ監督のドラマですね。
ギュヒョンさんの芸達者な演技に改めて感心し、なんとソンチョル君も出ているとは知らなくて、彼もやはり演技上手い～と感心しています。
4人のモンテ、動画で見るたびに4人で共演してほしいと思うくらいに
楽しくて素敵な良い仲間になっているようで嬉しいし、それぞれに興味がわいています。
機会ががあれば、ぜひ、グクさん以外のモンテも観てみると楽しいと思います。
劇場の前の道沿いにはコ・ウンソンさんのクリスマスバージョンの旗が！🎄
モンテクリスト2023年
幸せな締めくくりをありがとう。
また、来年もモンテと幸せな時間が過ごせますように・・・