今、沖縄が米軍基地の、辺野古沖滑走路移設案で揺れている。
反対派の主張は、ジュゴンや珊瑚礁保護だ。
確かにそれらの保護も大切であろう。
しかし、肝心な所をなおざりにして取ってつけたような理由付けを
しているだけのように感じてならない。
そもそも、何故普天間から辺野古沖へと移設が決まったのでしょう?
普天間飛行場は市街地中心のため、『沖縄県民の安全性』を考慮した
結果の移設案であったはずです。
辺野古移設までへの道のり自体
決して平坦なものではありませんでした。
1996年の作業部会から始まり、紆余曲折ありその間実に14年間。
県民の安全を守るために、アメリカにも了承を取り付け
辺野古沖V字滑走路案が決まったのです。
これは日本国とアメリカ合衆国との約束事です。
日本の政党やましてや沖縄県知事の思惑で
そう簡単に白紙に戻せる事ではありません。
『沖縄県民の安全』より珊瑚礁のほうが大事ですか?
世界中に10万頭以上いると言われるジュゴンのほうが大事ですか?
県民の安全のためという根本理由は何処かに棚上げし
『沖縄独立』『日本国との対立』などという言葉まで飛び出す
その裏側に潜むものが何かを知っていただきたい。
移設話が暗礁に乗り上げ、誰が一番喜ぶのか。
沖縄県民ですか?いいえ違います。
沖縄の人は煽動されているに過ぎません。
誰が煽動しているのか。尖閣の海をそして沖縄を狙っている中国ですよ。
そして韓国も同様です。
日本とアメリカは同盟関係にあります。
そして沖縄諸島は勿論、尖閣も安保上にあります。
彼らにとってこれが気に入らない。
尖閣の海には1000億バレルもの石油が眠っています。
これは石油輸出国であるイラクの埋蔵量に匹敵するほど。
これが欲しくてたまらないんです。
でも米軍がすぐ近くで張り付かれていては
手が出せない。だからこそ、アメリカと仲違いさせたいんです。
あわよくば日米同盟さえも解消させたくてたまらないわけです。
米軍を遠ざけ、沖縄を日本国から独立させたら
何が待っていると思いますか?
南シナ海のスプラトリー諸島と同じ末路です。
フィリピンから米軍が撤退した僅か3年後に
中国による侵略を受けました。
また1988年にはスプラトリー諸島に軍事侵攻をし
ベトナムから領土を奪い取りました。
沖縄は何処へ行こうとしてるのか。
その行方の先には何が待ち受けているのか。
判断を誤らず、物事の本質をしっかりと見極めて頂きたい。