・0~7歳 モンテッソーリ教育が教えてくれた子どもの心を強くする10のタイミング 単行本(ソフトカバー) – 2023/9/21

丘山亜未


子どもの才能を伸ばす5歳までの魔法のおしごとの本に続いて、丘山さんの二冊目の本になります。

前回の本と通じる部分も多く、読んでよかったなと思う本でした。感動したのはやはりあとがきです。

著者の丘山さん、お子さんが小さいころ、こだわりがつよく、癇癪も激しくうまくいかずに相当悩まれていたそうです。イライラもしたり不安にもなったり。

でも著書を書くにあたって、昔の写真や動画をみたところ、そこには子育てがうまくできない親とわがままな子どもではなく、苦戦しながらも精一杯愛情を注いでいる親と、安心した顔のお子さんの顔で思わず涙があふれたと。

その時は無我夢中で余裕もなく、そして月日が経つと後悔があったのかもしれませんが、その日その時は親は精一杯愛情を尽くしていたんだと思います。

私が今子育てをしている日常もいつしかそんなふうに思えたらいいなと感じました。

 

 

前回の本にも書いてありましたが、靴下を自分で履ける能力があるのに「履かせてほしい」と甘えてきたときは甘えさせてあげることで、自分は大切にされているのだと親に愛されている実感がわき、自立が高まります。たっぷり甘えた子のほうが自立が早い。
甘えてきたときにはしっかり甘えさせてあげようと思いましたし、実際に甘えさせてると思います。
 

 

 

その他、印象的なことを箇条書きで書いていきます

・自分の弱さを肯定できると、他社の弱い部分も認められるようになる。心が強い人ほど自分の気持ちを認められる。
・癇癪、めそめそなどの困っている時は心を育むタイミング。
  ①受け入れる
  ②子どもの気持ちを否定しない
  ③子どもが求めることに対してできない理由を伝える、自分も同じ気持ちになるときがあることを教える事など、尊重する
  ④抱っこしてほしいなどの要望には応える。甘えさせる

・癇癪や怒っているときは、場所を移動して気持ちが切まわるのを待つ、水を飲ませるなど刺激で切り替えができるようになる、親もストレスがたまらないような待ち方をする。

・イライラしてるときは「そういうときはこう言ってね」と言い換える。

・登校登園の行きしぶりのときは、その理由を探して手助けをしたり、子どもの話をきく

・マリア・モンテッソーリの言葉「教えながら、教えなさい」は教えることに徹底しなさいという意味。

 

歌を歌うと楽しい気持ち、音楽をかけて踊ると嫌な気持ちがなくなる、布団でごろごろは心がゆったりなど自分の気分転換の方法を伝える。



 

・子どもの脳がグングン育つ読み聞かせのすごい力 単行本 – 2023/7/31

佐藤亮子

 

 

佐藤ママの本を読むのは「3男1女東大理IIIの母 私は6歳までに子どもをこう育てましたに続いて4冊目、そして読み聞かせの絵本としては「子どもの脳と心がぐんぐん育つ 絵本の読み方 選び方」に続いて3冊目になります。


子ども4人を東大理Ⅲに入れた佐藤ママの読み聞かせに関する本ですが、一言でいうとすごいにつきます。

前回読んだ読み聞かせの本も良かったのですが、佐藤ママの読み聞かせの考え方、思い、エピソード、信念などが全て深く重く、前回読んだ読み聞かせの本とは全く違う厚みになっております。

 

まず最初からすごいです。生後半年前ぐらいでしょうか。佐藤ママはくもんの推薦図書から200冊を購入し、子どもの手が届きやすい2段の棚をDIYします。その後さらに100冊を購入した後は図書館をメインに活用したようですが、最初に200冊を購入したこと、そして子どもが頑張れば手が届くサイズの棚を作ったこと、導線を考えて作ったとのことですがそこにかけられるお金も、棚が作れてしまう器用さもすごいにつきます。

 

本ではないですが、朝食と晩御飯を30日分考えてルーティンするというのも驚きました。晩御飯はともかく、朝ごはんも30日分献立を考えて日替わりで楽しめるという発想。おにぎりは具を変えるだけで5種類、卵も目玉焼き、スクランブルエッグ、ゆで卵など簡単に変えられると書かれてますが、朝は一日の始まりなので、毎日楽しく朝ごはんを食べていたのではないかと感じました。

定期的に読み返したくなる本だと思います。これは図書館で借りてるので返しますが、また時がきたら借りるか買いたいなと感じました。

 

 

この本には読み聞かせに関する考え方や極意などが書かれているのですが、おすすめの絵本50冊に関する文章が想像以上に濃い。

一冊一冊のあらすじを書いているのがよくある読み聞かせの本ですが、佐藤ママの本は違います。

あらすじも書いてあるのですが、ひとつひとつの絵本に関する思い入れやエピソード、考え方、その後の行動など、佐藤ママの想いが深く、私は今までどんだけ絵本を適当に読んでいたのだろうと落ち込むほどでした。

絵本をここまで多面的に考え、読み取ってそして自分なりの解釈で、子ども達に伝えている姿が浮かびました。

(伝えていると言っても読んだ後に解説したり、感想を求めたりはしてないようです)

 

例えばスーホーの白い馬の絵本で馬頭琴という楽器が出てきますが、お子さんの学校に馬頭琴の奏者がきいて感動したことなどが書かれています。今はスマホもあるので、スマホで音色を聞かせてあげ、機会があれば本物にも触れてあげさせてほしいとされています。

絵本ではよく動物がでてきますが、動物園に行って読んだ絵本とリンクさせる取り組みもよくされていたそうです。

これはハーバードで学んだ読み聞かせの本にも書かれていたと思います。

 

小学校の理科の授業で学ぶからと、チューリップ、ひまわり、あさがお、ヘチマを植えられており、本だけでなく本物から感じ取って学ぶことには常に積極的だったように感じます。本では平面ですが、本物は立体的で匂いや触感などあらゆる五感が働きます。

佐藤ママは絵本を切り口に様々なものに興味をもつきっかけづくりをされていたと感じました。

私もチューリップ、ひまわり、あさがお、ヘチマは植えようかとちょっと検討中です。庭の手入れを頑張ります。

 

1歳の時には、りんごの絵本を読んだ後に、リンゴを切って食感を感じさせることもされていたようです

こまったさんのスパゲッティなど、料理関係の絵本を読んだ後に、本物のスパゲッティを食べさせることもされており、その成果もあってか、お子さんはみなさん料理好きなようです。男3、女1の四人ですからこれは素晴らしいことですね。

うちも父ちゃんのちゃんぽんめんや、たこやきの絵本を読んだ後に同じことをしました。最近は子どもとピザをよくつくるので、反対にピザ作りの絵本を借りてきて読むとさらに楽しめるなと今、ふと感じました。

 

 

昔話の絵本では、木下順二さんの作品を薦められています。

さるかに合戦の「さるむかし」、鶴の恩返しの「夕鶴」など劇の本のようですが、この人の作品は読み進めようと思いました。

 

ほか、「おやすみなさいコッコさん」の絵本では最後のページに進むにつれて声を小さくされていたこと。

一度に読む絵本の上限は30分(集中力)。

子どもに感想は求めず、解説も手短に「これは悲しい話だね」などと短くまとめること。

子どもの言うことは「へぇ、おもしろいね」と共感してあげて、どんどんアウトプットさせていく。

場面展開など新たな展開では「間」をとって、ハラハラを演出。子ども達が聞きたくなる読み方をする。

通知簿を貰った時は結果に関わらず「お疲れ様」と言う。私は「ちゃんと渡してくれてありがとう」でもいいかなとも思いました。

 

 

佐藤ママは1日10冊の絵本を読み聞かせしていたことで有名ですが、読み聞かせを本格的に始めたのは生後半年かららしく、3歳までに1万冊を達成するため日割り計算で一日15冊の読み聞かせをしていたそうです。

今まで10冊と思ってたが、私も10冊の目標を教わったのは生後半年ぐらいだったので、もっと読まなければならなかったか、、とちょっと思いました。7冊、8冊でおわったこともありましたし、その時はちゃんとどこかで補填できたかと言うとできてないことも多々あったと思います。

てっちゃんがRSウイルスで保育園を三週間休んだ時、私は朝4時に起きて仕事をするなど、ふらふらだったこともあったので、そのあたりはちゃんと読めてたか覚えてません。

もう過ぎてしまったことですが、佐藤ママが言う読み聞かせの黄金期の6歳までまだ少し年月はあるので、それまでに私はしっかり絵本を読んでいこうと思います。
 

私が絵本を書くとしたら、それまでには書かないと、、絶対書く!
 

 

 

 

・子どもの才能を伸ばす5歳までの魔法の「おしごと」 単行本 – 2022/3/29
丘山亜未 (著)

 

 

モンテッソーリ教師の著書が薦める5歳までにすると効果的な身の回りの「おしごと」を紹介する本です。ご飯をよそう、ハンカチを洗う・たたむ、雑巾がけなどの様々な内容をその運動効果と進め方について書かれています。

軽い気持ちで読んだのですが、思いのほか著書の考え方に感化されました。

 

おそらく著者のお子さんはその月齢で相当色々なことができたように思います。

でもそれは母親である著者がぐっと見守り、手を出さずに娘が頑張って取り組んでいる様を見届け、たくさんの達成感を味合わせてきた結果のように感じます。

 

印象的だったのは、3歳の娘さんが洋服のジッパーを自分であげようと頑張っていたシーンです。著者は手を伸ばそうとしましたが、一生懸命見守ることに徹しました。

時間も迫る中、ぐっとこらえていたところ、「できた」といってほほ笑んだその表情は心から充足感に満ちており、遊園地で嬉しそうに遊んでいる顔とは全く違ったと書かれていました。自分でできたという達成感に勝る笑みはないということです。

 

私もそこまでの達成感の笑みを今まで引き出せたかどうかはわかりません。少し難しいものだとどうしても助けを求められがちです。その時は応えているのですが、少し難しくても自分でやろうとしているものは、ぐっとこらえて見守りたいと思いました。

著書では「2分待つ」それだけで子どもはがらりと変わると謡っています。

時間を与えるだけで、子どもが自分でできるようになっていく場面を何度も目にするこどで、待てるようになっていったそうです。

 

「教えるよりも待つ方が子どもの力が伸びる」

これを信じて頑張ります。

ちなみに時間を測ることで待てることも書かれていました。他の育児本にも心の中で時間を唱えるは書かれていたと思います。

 

 

 

この本を読んで早速翌日実践したことがあります。

それは「ゴマすり」。大きめのすり鉢にゴマを入れて、すり棒でゴマをすってもらいました。ゴマのプチプチとした独特の音と感触、そして本来ならゴマの良い香りがします。

息子もゴマのプチプチの音には喜んで刷ってくれてましたが、すり棒を真下にしたまま回せることはあまりできておらず、刷り棒が少し横になったまま回していました。

でもこれはよい「おしごと」のように感じました。

 

 

その他、印象に残ってる部分を箇条書きでまとめていきます

・五感からの刺激で脳はバランスよく発達する。

 私達は相手の顔色や口調などでその状況を読み取り、行動をとっている。

 日常のあらゆる場面は五感から情報をもとに行動していることから、五感から情報をうけとれるかどうかは思考や行動の在り方に直結している。 

 

・つまむ、結ぶ、跳ねる、登るなどの日常動作で生活を送っており、基本的な動作が

 生きていくための活動のベースになっている。

 「おしごと」で意識的に体や手を使う機械を増やすことで動きがよくなり、1人でできていくことがふえていく。

 

・自己肯定感も五感と運動で決まる。幼児期に器用さを伸ばすことが大切。

 

・まだやりたいと大泣きしても、我慢しなくてはいけないという経験は子どもにとって必要。「思いっきり泣いた後に、気持ちを切り替える」というプロセスを経て、感情の切り替えができるようになる。

 

・親が一日だけしてほしいメモワーク

 自分が子どもにかけた言葉をメモする。冷蔵庫などに付箋を貼って、覚えてるうちにメモをする。すると以外にも命令や責める言葉をかけてしまっていることに気づく。

これをすることで自分の声かけにある潜在的な意識に気づく

 

・「甘え」と「甘やかし」の違い

 「甘えさせる」→子どもが出来ないこと、難しいことをサポート。抱っこに応えるなど。子どもを主軸においた関わり

 「甘やかす」→大人の都合で子ども自身の行動に制限、代わりにやってあげる。服が汚れ、時間がないので親が着替えさせる。大人が主軸においた関わり。

 ※幼児期に甘えさせてあげることは、子どもの自立に繋がる

 

☆子どもが甘えてきたときはそれに応えて一緒にやり、温かい声かけや眼差しで見守ることが自立しようとする子供を応援することになる


まずはこどもの気持ちを受け入れて共感することが大事。

「あなたのしたいこと、あなたの気持ちはわかっている」とサインを出す。

 子「~やりたい」親「やりたいんだね」子「やらせてよ」親「やりたい気持ちはわかるけど、今はできない(親が子どもの気持ちを受けとめて返す」

☆子どもが話しかけてきたら

・しゃがんで目を合わせる

・言おうとしていることを聞く

・意志や要求をいったん受け止める

・受け入れられないことは理由を伝える


 

・イライラしたら2分待つ

 時間を与えるだけで子どもは自分でできるようになっていく

 せっかちな親は時間を図ると待てたりする。

 

「おしごと」を通じて経験してきた感情は

将来の糧になる自分の肯定感になっていくようです。

 

 

 

 

・子どもの「やる気」のコーチング “自分から学習する子"に変わる方法 (PHP文庫)
菅原 裕子  | 2014/8/4
 

菅原裕子さんの著書を読むのは2冊目になります。これが菅原裕子さんの二番目に売れている本のようです。

一冊目は菅原裕子さんの著書で一番売れている子どもの心のコーチングを読みました。

 

 

前回の読んだ方が勢いがあってすらすら読めた感じはします。後半はなんだかちょっと詰まったような感じがしました。

 

一番印象に残ったのは、子どもが弱音を吐いた時の受け答えです。

「どうせ僕なんか、勉強したっていい成績とれないよ」

「そんなことないわよ。あなただってやればできるよ」

この答えは否定だと断言されています。励ましてくれてるのはわかるのですが、確かに子ども自身の気持ちは受け取って貰えている感じはしません。そのため子どもはやる気にはならないのです。

子どもが今そういうふうに感じたその気持ちによりそって共感し、そして励ましへと導けると良いのだと思います。

 

 

もう一例、勉強が嫌になったというやりとりがありました。

子「勉強するのいや!」

親「いやになったの?(否定をせずにオウム返し)

子「もういや!」

親「いやなんだ(子どものその気持ちを受け止める)。何が嫌になったの?」

子「これがわからないの」

親「これだね、分数は難しいよね。お母さんも苦手だった」

子「だからもうやらない」

親「ほんとうだね、やりたくなくなっちゃうね(やりたくない気持ちへの共感)

子「だからやらない!」

親「そうね、その気持ちわかるよ。じゃあ、ちょっと教えて。

 わからないままやめちゃうのと、わかってできるようになるのと、どちらがいい?

 (相手に選ばせて自己決定権を委ねる)

子「そりゃわかってできるほうがいいけど」

親「そう?」

子「でもわからないから」

親「そうだよね。じゃあどうやったらわかるようになるか、お母さんと一緒に考えてみようか」

 

親は子どもができなくてもがいている苦しい気持ちをいつでも受け止められるようにしないといけないのです。

「そんなこといわないで。がんばったらできるよ」という返しは、励ましでも子どもの肯定でもないのです。

「できなくて苦しい気持ちはお母さんも体験したことがあるからわかるよ。恐れなくてもいいよ、苦しんでもいいよ。受け止めるから」と余裕をもって返すことが必要になります。

それは自分の否定的な部分ときちんと向き合える親でないといけません。自分の否定的な部分と向き合える親は子どもの否定的な感情ともしっかり付き合うことができるのです。

まずは自分と向き合って、自分を高めていくことが必要になってきます。

 

 

最後にもうひとつ印象に残ったお話。

成績は中ぐらいほどのお子さんが難関校を含めた4校を受験することになりました。

先生も無理だと思っていたのですが、半年前から成績はぐんぐん伸び、受験一カ月前で合格率は50%だったにもかかわらず、本人は「一か月もあればまだ上げられる」と頑張ります。

そして、4校全て合格しました。

 

受験を終え、親御さんがお子さんに言った言葉は「俺は君を誇りに思う」だったそうです。受験勉強中に「がんばれがんばれ」とは言わず、ただ見守っていて、必要な時に話をきいていたと。

 

親御さんはお子さんのことを一人の人間として見ていたのだと思います。ある医者が子育てについて「子どもを子ども扱いしないこと」と話していました。

それと似ている気がします。

 

実は姪っ子がこのほど高校受験をして県内の進学校に合格したのですが、その成績をみさせてもらってびっくりしました。お義父さんは「学年1~3位をうろうろしている」とリアルに教えてくださったのですが、5教科は全て80点90点台でした。

 

そして義妹さんも「塾にも行かずこの成績。私は親として娘を誇りに思う」と話されていました。親から見ると子どもはいくつになっても子どもですが、それとは別に一人の人間として尊重する気持ちはずっとずっと忘れてはならないのだと思います。

 

昨年3月ごろ、当時は3歳後半ですが言葉の発達が遅いことに悩んで、言語聴覚士の中川信子さんに関する本を数冊借りており、そのメモがでてきたのでここに残すことにします。

 

 

 

・ことばの育み方 (NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック 5) 単行本 – 2010/11/25
中川 信子 (監修), NHK出版 (編集)

 

Q悪い言葉を覚えて使いたがるとき

A 使ってほしくないという気持ちを伝える。

ムキになると逆効果なので「お母さんはその言葉、好きじゃないな。やめてほしいな」と気持ちを伝える。私はこう思うというアイメッセージのほうが気持ちが伝わりやすい。悲しそうな表情で感情に訴えかけるのも一手。

 

 

@効率よく育てようとして「こうしなさい」という「do(する)」を押し付けるよりも、あなたがここにいることのほうが大切なんだという「be(いる・存在する)」の意味を伝えることのほうが重要

 

 

 

 

・発達障害とことばの相談~子どもの育ちを支える言語聴覚士のアプローチ~ (小学館101新書) (小学館101新書 47) 新書 – 2009/8/3
中川 信子 (著)

 

規則正しい生活を送る。(睡眠をしっかり)
一日5分の笑う時間を設けること。

 

 

 

 

・ことばの遅れのすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版) 大型本 – 2006/12/8
中川 信子 (監修)

 

 

生活リズムを整える。規則正しい生活で体と感覚をはぐくみ、コミュニケーションの土台をつくる。

次に安心できる環境づくり。子どもは家族の共感をえてリラックスすると脳を活発に働かせ、大人のことばや人との交流に関心をよせる。

規則正しい生活をして丁寧な話しかけをしても話さない子もいる。子育てには絶対はない。大事なのはできる範囲でコミュニケーションをはかっていくこと。

 

ことばが遅れていても障害があっても気持ちが通じ合えればそれが一番。そのための助けになることを優先していく。

発語にこだわる必要はない。大切なのは子供が楽しく豊かな生活を送れるようサポートをすること

 

花を見てきれいだと思うなど豊かな感情表現をすることがことばの土台になる。

 

 

 

 

一年前のメモですが、すっかり忘れておりました。

生活のリズム、そして生活環境を整えて、毎日を楽しく過ごすことが言語発達にも繋がっていく。

一番は心を交わすことであり、親が子どもの気持ちを理解しようと心を寄せて

コミュニケーションを図っていくことが、言葉の発達にも繋がっていくことです。

心も脳も言葉も全て繋がってますね。

 

当時は言葉が少なく悩んでいましたが、今はとてもおしゃべりな男の子です。

ただ、理路整然としていないことも多く、何を伝えたいかわからないこともしばしばあり、言語が進んでいるとは言えない部分があります。

そのあたりはもっと高めたいと感じています。

 

今は子どもの気持ちの理解を深めるべく、菅原裕子さんのコーチングに興味が高くなっているので、菅原裕子さんのハートフルコミュニケーションで学びを得たいと感じています。