昨年3月ごろ、当時は3歳後半ですが言葉の発達が遅いことに悩んで、言語聴覚士の中川信子さんに関する本を数冊借りており、そのメモがでてきたのでここに残すことにします。
・ことばの育み方 (NHKすくすく子育て 育児ビギナーズブック 5) 単行本 – 2010/11/25
中川 信子 (監修), NHK出版 (編集)
Q悪い言葉を覚えて使いたがるとき
A 使ってほしくないという気持ちを伝える。
ムキになると逆効果なので「お母さんはその言葉、好きじゃないな。やめてほしいな」と気持ちを伝える。私はこう思うというアイメッセージのほうが気持ちが伝わりやすい。悲しそうな表情で感情に訴えかけるのも一手。
@効率よく育てようとして「こうしなさい」という「do(する)」を押し付けるよりも、あなたがここにいることのほうが大切なんだという「be(いる・存在する)」の意味を伝えることのほうが重要。
・発達障害とことばの相談~子どもの育ちを支える言語聴覚士のアプローチ~ (小学館101新書) (小学館101新書 47) 新書 – 2009/8/3
中川 信子 (著)
規則正しい生活を送る。(睡眠をしっかり)
一日5分の笑う時間を設けること。
・ことばの遅れのすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版) 大型本 – 2006/12/8
中川 信子 (監修)
生活リズムを整える。規則正しい生活で体と感覚をはぐくみ、コミュニケーションの土台をつくる。
次に安心できる環境づくり。子どもは家族の共感をえてリラックスすると脳を活発に働かせ、大人のことばや人との交流に関心をよせる。
規則正しい生活をして丁寧な話しかけをしても話さない子もいる。子育てには絶対はない。大事なのはできる範囲でコミュニケーションをはかっていくこと。
ことばが遅れていても障害があっても気持ちが通じ合えればそれが一番。そのための助けになることを優先していく。
発語にこだわる必要はない。大切なのは子供が楽しく豊かな生活を送れるようサポートをすること。
花を見てきれいだと思うなど豊かな感情表現をすることがことばの土台になる。
一年前のメモですが、すっかり忘れておりました。
生活のリズム、そして生活環境を整えて、毎日を楽しく過ごすことが言語発達にも繋がっていく。
一番は心を交わすことであり、親が子どもの気持ちを理解しようと心を寄せて
コミュニケーションを図っていくことが、言葉の発達にも繋がっていくことです。
心も脳も言葉も全て繋がってますね。
当時は言葉が少なく悩んでいましたが、今はとてもおしゃべりな男の子です。
ただ、理路整然としていないことも多く、何を伝えたいかわからないこともしばしばあり、言語が進んでいるとは言えない部分があります。
そのあたりはもっと高めたいと感じています。
今は子どもの気持ちの理解を深めるべく、菅原裕子さんのコーチングに興味が高くなっているので、菅原裕子さんのハートフルコミュニケーションで学びを得たいと感じています。