何の為、「神戸ビエンナーレ」。 | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

 昨日の神戸市予算特別委員会、市民参画推進局への質問にたいする答弁ですが、予定していた二問の内、一問「DV対策について」は、常任委員会で質問し直すとして、「神戸ビエンナーレ」について、25分を使いました。

Qイベントのあり方の検証について、以前から指摘しているが、開催意義がはっきりしない。開催意義やこれまでの開催結果を踏まえた検証が本当になされているのか、開催ありきとなっていないか疑問である。ルミナリエや他都市の芸術祭と比べて知名度・集客力も低く、自己満足なイベントとなっていると感じる。

  また、神戸市からの寄付金2億6千万円の内、約2500万円が外郭団体(なんと22団体)からの寄付金でもある。

  例えば、神戸地下街から1千万円、OMこうべから400万円、神戸港埠頭から200万円等々、利益循環そのものだが、いつまでこの体質が続くのか?


  公式ガイドブックが、委託先の「美術出版社」に編集権を取られ、実行委員会が内容にまで言及できていない、資料提供のみ。こんなことで「公式ガイドブック」と呼べるのか?

  また、入場料収入の予算6千万円を大きく下回る、3766万円だった、この釈明は?
そもそも、この入場料(1500円、当日1800円)は、どのように算出し、損益分岐点を見出しているのか?

メモ当局

  年々来場者が増えるが、昨年については、天候等の影響もあり、有料入場者が予想を下回った。


大石

 そもそも、屋外イベントで、台風の時期にそんな予測はできた筈。

 事業予算を見誤っただけ。

メモ当局
公式ガイドブックについては、今後も実行委員会として、出版社に委託をしてガイドブックを創るが、こちらの意向も反映していく。

大石

 ⇒

  市民団体からも、「公式ガイドブック」について、公開質問状が到達しているが、実行委員会は出版社に振った。出版社は「回答せず」。こんなイイ加減な関係を続けていくのか?

  また、旅行業者も見向きもしないイベント、他都市の「瀬戸内トリエンナーレ」などは、旅行者も企画商品を売り出している。

  事業費10億円で、110億円の経済効果、方や神戸は事業費3億6千万円で、9億円の経済効果と、メディアの露出もほとんどなく、ホントに恥ずかしい。
久元市長も言われるように、「やめる勇気」を持てとまでは、言わないが、やるなら市民参画が前提で、多くの市外の方々が来街され、神戸市の魅力向上と経済活性化に寄与するように要望する。

メモ当局

  入場料1500円については、最初からそう決めており、他都市の芸術祭の相場も見ながら決めた。

  興業ではないので、損益分岐はない。
入場券は、できるだけ売りたい、入場料収入を得たいと思っている。

 
以上

ダイジェストですが、こんな感じ。




   職員お一人おひとりは、本当に一生懸命に仕事をされてるが、実行委員会となると、権限もかじ取りも不明。本当に残念です。




  神戸の魅力発信には、「こうあるべき」だ。今後も提言提案していきます。


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