『孤独な騎士は愛されない皇女に不滅の深愛を捧ぐ』真白燈 | choco's Book Cafe

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備忘録的感想です。
現在は、ラノベに嵌っています。
(時々、恋活、日常生活、糖尿病の事も書いています)

KindleUnlimitedさんで読ませていただきました。

 

読んだの2回目だと思うのですが、前回は感想書いてなかったみたいです。

 

あらすじ:

皇女ディアーヌは、兄とともに皇帝である父親から疎まれている。最愛の兄(皇太子)を亡き者にするために、父は、兄を戦地に送ってしまった。そこで、兄窮地を救ってくれた傭兵のシルヴァン。褒美としてシルヴァンが求めたのは、ディアーヌだった。騎士となったシルヴァンのもとに降嫁したディアーヌは、彼から注がれる深い愛を心地よく感じて、以前会ったことがないはずなのに、懐かしく感じ幸せな時間を過ごしていた。そんなある日、隣国の王太子の来訪をきっかけにディアーヌは過去を思いだす…。

 

とっても好きな物語です。

 

(とってもネタバレしてしまいますが…)

ディアーヌが思い出した過去はでは、戦争で兄を喪い、敵国に売られるように嫁ぎ、王太子に冷遇され過ごすなか、厳しい生活を送っているシルヴァンと出会い惹かれあったことです~。

 

巻き戻しの物語~。

 

ディアーヌのお兄さんは人格者で皇帝にふさわしいのですが、父親は良くない~~!

 

ディアーヌたちの母は、よその国から政略結婚で嫁いできたのですが、父にはもうすでに好きな人がいたわけですよ~。

 

でも、母が生きている間はそれなりに大事にされていたのですが、母が早く亡くなってからは、自分の「女」を引き入れてきて、その女が生んだ子を可愛がっています~。

 

その子自体は悪くないのですが、皇帝と継母が親としてクズ~!

 

むかつく~~!

 

一度目の人生、ヒロインは、本当にかわいそうでしたよ~。

 

父と継母のたくらみで兄が戦争で亡くなってしまい、弟を皇帝にしようと画策する父と継母に追い出されて政略結婚。

 

したのはいいのですが、これまた王太子、クズだったのよ~。

 

クズ、クズ、クズ。

 

もう、出てくるキャラの中にくず率高い~(笑)。

 

もともと子供のころからの婚約者が居て、かわいそうっちゃかわいそうだけど、もらっちゃったら大事にしないと~!

 

でも、この王太子にも、「え?そうだったの?」と思う裏の顔が~。ニヤリ。

 

そんなかわいそうな境遇の王妃ディアーヌの心の支えになったのが、これまた貴族と平民の間に生まれて苦労の連続だったシルヴァンさんですよ~。

 

この二人の愛は、悲劇を迎えます。

 

そして巻き戻り~。

 

2回目は、ディアーヌの兄が生きている世界です~。

 

もう、こんのくらいでネタバレはやめておきますね(笑)。

 

2度目、どうなったのかは、読んでのお楽しみってことで。

 

う~ん。

 

ありがち(?)の巻き戻り転生ものかと思ってたら、面白くて一気に読んでしまいました~。

 

切なさあり、むかつきあり、ざまぁあり~。

 

いろいろぎゅっとつまってて、満足です~。

 

ヒロインも、ヒーローも逆境に負けず、潔くてかっこいい生き方でした~。

 

朝7時から会議なのに、3時まで読んでしまいました(笑)。

 

ああ、寝不足です…。

 

星は10個

★★★★★★★★★★