KindleUnlimiedさんで読ませていただきました。
あらすじ:
「軍神」と謳われる辺境伯・レオナルドの元へ嫁いだ第三王女・ヘンリエッタは、初夜で「あなたを抱く気にはなれない」 と拒絶され、夫は早々に遠征へ出立してしまい3年帰ってこなかった。ヘンリエッタは実家でも冷遇されていたため、実家に戻るよりも、自分らしく生きて行くことを決意して、持ち前の頭脳と行動力で領地を見事改革していく。3年後遠征から戻ってきた夫に、世継ぎを産む役目からは下りると告げると…。
ふふふ~。
皆さまお好きな、異世界ロマンスで定番の「あなたを抱く気にはなれない」(「あなたを愛する気はない」の違うバージョンみたいな?)で始まる物語ですよ~。
ん?大好きなのはわたしだけ?
年子の次期国王の弟よりも優秀だったために母親から絶大に拒絶されて育ったヒロインです。
父親の国王は、たぶん、そこまで子供たちに普通の尾屋みたいな愛情は無い感じみたいで、庇ってももらえなかったのですよね。
それを見て居た兄弟姉妹たちにも軽んじられて育ちました。
そんな育ちでしたが、王女としての矜持はだれよりも強いヘンリエッタです。
以前は国王だった辺境伯のレオナルドが、ヘンリエッタの母国に戦うことなく歩み寄ったことで、平和の象徴として政略結婚。
して、「さぁ、跡継ぎを…」と思って心を決めていたのに、初夜で、「抱けないよ」とあっさり拒絶されてしまったヒロイン。
傷ついちゃいますよね。
「抱かない」じゃなくて「抱けない」ですもの(怒)。
理由も説明なしだし。
ヒーローには以前、婚約者も居たので、「あ、もしかして…」と思って、ヒーローとの普通の結婚生活は諦めたヒロイン。
だからと言って、王宮に戻っても絶対良いこと無いし。
悩んだ末に、「じゃ、残って領地をよくしてやろうじゃないの~」と燃えます。
持ち前の頭脳と性格で、領地を改革して、領民や周りの人たちにも受け入れられて、心地よく暮らして居たら、夫が帰って来て…。
と言うようなお話。
胸糞の悪い、元婚約者とその母親が、ものすご~くむかむかさせてくれて、良いスパイスです~。
そして、ヒーローが実は、まぁまぁ良い人だったりして~。
初夜にもちゃんと理由があったり~。
でも、言わないとだめですよね。
言われなきゃわからんぞ~。
最初から愛情がある二人ってわけではなかったし、本当の意味で政略結婚だったと思います。
そして、傷つき合った二人が、徐々に理解し合って最後にはハピエンの物語です~。
面白かったですよ~。
ヒロインが頭が良いのが気持よくて~。
サクサク読めました。
星は8つ
★★★★★★★★☆☆
以前読ませていただいた、春日部こみとさんの『ガヴぁネス』の悪役も良かった(変な言い方)のですが、こちらの作品の悪役もなかなか強烈(なばか)で面白かったです~。






