もうバレてるとは思いますが、うちの会社のアメリカ人スッチー
は接客態度が悪い。アメリカ人という人種は、本来接客業を
するべきではないと思う。
と常々思っている私でもビックリした事件がありました。
あれは、南の島からの帰り便。その飛行機はちっちゃいので
以前「制服姿 」という記事で書いたような、乗務員用休憩室が
無い。ということは・・・?
お客様用の席(もちろんエコノミー)を4席、使うことになる。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれないですが、カーテンで
仕切れるようになってる席が4席だけあるのです。カーテンが
ついてて、お客様から見られない・・・というだけで他は全部
一緒です。
乗務員は交代性で休憩をとります。私の休憩時間がやってきた。
隣は、今日はまだ喋ったことが無いアメリカ人女性スッチー。(推定
年齢32歳)
あ、隣、女の人や。よかった♪
と幸せな気分になり、窓側に座っている彼女の横の席(通路側)に
座った。座った瞬間・・・
「トイレに行きたいとき、あんた寝てても絶対に起こすから。
文句言わんといてね。じゃ、おやすみ!」
(@-@)感じわる。なに、その言い方。
そこは狭いし、周りの声も聞こえてくるし、お客さま同様グッスリ
とは寝られないもんです。が、その日は特にうるさかった。周りに
子供ちゃんがいっぱい座っていたのである。通路を走り回り、
ギャーッとかキャーっとか叫びながら追いかけっこをして遊んで
いる子供達がいた。
うるさいなあ・・・・(:-:)
他のお客さんたちにも迷惑になっているはずだろう・・・と思いながら、
寝ようと頑張っていた。。。。そんな中、20分ぐらい経過したとき、隣の
スッチーから肩をたたかれた。
「ちょっと、退いて。私、通路でるから!」
はやっ。もうトイレ行くん?!
サッと退いて、彼女を通し、休憩中なのでシニヨンにしていたロングの
髪の毛をボサボサにほどいてる私はお客さんに見られたくなくて、すぐ
席に戻った。彼女が30分ほどして帰ってきた。
トイレ長いな、じぶん。
休憩終了の10分前に、ぱっと目が覚めた。(緊張しているからか
いつも勝手に目が覚める)髪の毛をセットしたり、お化粧直しをする
ために、トイレの方に進んだ。進む途中、一番声をかけられたくないときに
「すみません!」
と声がかかった!
「すぐ戻ってまいります~。」
愛想笑いを浮かべて通り過ぎようとした。
「ちょっと、待って!ヒドイことがあったんです!あなたをずっと探してた
のに、どこに行ってたんですか?」
「すみません、休憩に行ってました。どうなさったんですか?
というか、その前に髪の毛整えてきていいですか?」
「アメリカ人のスチュワーデスに、子供が文句言われてね!英語
できへんから、あなたを探してたんですよ!」
トイレに行くことを許してもらって、ちゃんとしてからすぐそのお母さんの
ところに向かった。
「まあね、うちの子供達が、走って遊んだりしてたんですよね。
でも、子供やねんからしょうがないでしょう?それやのに、すっごい
怒ってきて、ギャレーの中に手引っ張って連れてって、殴りそうなぐらい
怒ってね。私、子供が手引っ張られていくんが見えたから慌てて
追いかけたんよ。そしたら、私にまですっごい勢いで怒ってね。
むっちゃ感じ悪かってね。気分、悪いんですよ。謝ってもらわないと!」
「それは、申し訳ございませんでした。どちらの者でしょうか?」
「ああ、あの人。あの髪の長い人!」
あ!私の横で寝てた人!あの30分はトイレに行ってたんじゃ
なかったんや!!
早速、彼女に話しに行った。
「あの~、あなたが怒った子供のお母さんが、あなたに怒ってる
よ・・・感じ悪いって。謝って欲しいって。」
「いややわ!なんで私が謝るん?」
「もっと、丁寧に注意したらよかったんちゃう?」
「あのねえ、丁寧に注意して子供が聞くわけないやん!ほんで、非常識
なんは、あっち。あっちが私に謝りに来るべき!」
「そんなことしてたら、問題が大きくなっていくやん?
謝ったら、ことは収まるからさ~。」
「絶対いや!ほな、私がそのお母さんと喋るから連れといでーや!」
・・・・・・そんなんしたら、もっとモメるやん・・(:-:)
パーサーに代わりに謝ってもらおう・・と考えてその場を離れた。パーサーに
かくかくしかじか、説明した。彼が出した答えは・・・
「こちらが謝る必要はない。あの子達はうるさくして周りの客にも迷惑を
かけていたと他の乗務員から聞いているよ。」
「えー、でも謝ってもらうまで許さないって言ってるから・・・」
「じゃあ、別に許してもらわなくていい。君ももう、その客と喋る必要はない。」
「ムリやわ、そんなん!」
・・・パーサーもダメ・・となると自分でおさめるしかない。。。。私が
謝るしかない。お母さんのところに行った。
「ちょっと、今までなにしてたんですか?遅い!」
え~、あなたのために頑張ってきたのです(@-@)
「まだ謝りに来ないけど?」
「あの~、恥ずかしながら、彼女は自分がしたことが悪いこと
だとは思わないと申しておりまして・・・謝るように何度も言った
んですけど、ムリだったんです。」
「は?それで?この気持ちはどうしたらいいんですか?飛行機代
返してくれる?」
「申し訳ございません。彼女のことは私からも会社に報告して
おきます。それから、これが、投書ハガキなので日本語で
いいので書いていただいて私どもに渡していただけますか?」
「そんなんじゃ、おさまらへんわ。こんなイヤな気にさせられてまで、
おたくに飛行機代、お支払いする義務はないと思いません?」
「そういったことも、私には判断できませんので上司の指示を
仰ぐためにも投書カードに書いていただけますか?」
「あなたと喋ってても仕方がないみたいやから、上の人呼んでちょーだい!」
・・・・・でたっ!だ~か~ら~、外国人やから、私が通訳しなアカン
のよ・・・めんどくさいのよ・・・(:-:)
パーサーを呼びに行った。事情を説明したら、俄然、戦闘モードに
入ったパーサーを連れて行った。
「初めまして、本日のパーサーのジェラルド(仮名)です。」
「は?なんて?なに言うてんの?」
「話は全部聞いたけど、そんなことで飛行機代返せとか言うと
日本人の質が問われるで。ほんで、子供のしつけはちゃんとせな
アカン。人に迷惑かけるような子には育てたらアカンで。この
飛行機に乗ってる外国人は、ほんま日本人のマナーの悪さに
ビックリしよんで。飛行機の中も外国や。外国に出るときは
自分は日本人代表、日本を背負ってるんやっていうぐらいの
気持ちで、日本人として恥かしくない行動を心がけた方がかっこええ。
けど、きっとこっちが謝らないと腹の虫がおさまらんというんやろから
謝ったるわ。sorry。」
うぁ、うわ、どうしよ。どう訳そ・・・(:-:)
「なんて言うた?最後のsorryしかわからへんかったわ。」
「え~っと、え~っと、今日は誠に申し訳ございませんでした。
以後このようなことが無い様に気をつけます。外国と日本の
文化の違いでこのようなことになってしまいました。会社にも
このことと彼女の態度を報告させていただきますので、お許し
願えませんか・・・・・ということです。」
・・・・・ウソも方便・・・・・
「ああ、そうなん。じゃあ、投書カードに書いたら、飛行機代が返って
くるかどうか分かるんやんね。書いとくわ!」
戦闘モードだったパーサーは、お母さんの前に座っている
外国人のおじさんとガッツポーズを酌み交わして、満足気に
前に戻って行った。
日本に飛行機が到着した。降りて行くときにお母さんが、パーサーに
書き終わった投書カードを渡した。
その投書カードが、ちゃんと会社に提出されたのかどうかは・・・・・・・・・・・
分からない・・・・・(・∀・)