私の知ってる限り、機内のフィ○ピン人はすぐ嘘をつきます・・・・
たとえば、、、、、、すぐに通路側の席を自分の席だと言い張る。
機内にて搭乗中「あの~、私の席に誰か座ってるんですけどー。」
と言われ、その席に行くと大体8割はフィ○ピン人がニコニコ笑って
座っています。
あ~、嘘ついてるときの顔やわ・・・
「ダブルブッキングになってるみたいですから、搭乗券見せてください。」
「や、私はここの席よ!通路側を頼んだんだから!」とフィリピン人。
「いや、僕も通路側を頼んだんだけど・・・」と困った顔の日本人のお客様。
「確認したいので、搭乗券を見せてください。」
「んー、なくしたと思う。どっかいった。」
はい、絶対このフィ○ピン人嘘ついてる!通路側の席が欲しいからって~!!
「じゃあ、パスポート見せてください。ゲートで名前で確認してきますから。」
とフィ○ピン人に言った。パスポートを探すふりをするフィ○ピン人。
「ん、ちょっと待って!いまのは・・・???」
「え?ああ、搭乗券ってこれ?なんだー、なくしたと思ったからー。」
わかってたやろ~!!!!!
で、それを確認したら、フィ○ピン人の彼女はやっぱり真ん中の席です。
「えへへへー。」と笑いながら席を譲る。「ばれたかー」みたいな顔。。。
ウソはアカン!
・・・・しかし、彼らの嘘は時として悲しかったりもする。涙が出そうになったこと、
何度もあります。
フィ○ピン人の方は(日本人もかもしれないけど)、死ぬときはフィ○ピンで・・・
と強く思うものらしい。なので、アメリカに移住していた人も死ぬ間際になって
乗ってきます。アメリカ→日本経由→フィリピン・・・という17時間の長旅。
すっごくしんどいと思う。けど、彼らは絶対に「大丈夫!」と嘘をつくのです。
この日本経由フィリピン行き、機内での病人発生率が世界一らしいです。
私も、この便に乗る時はいつも、ドキドキハラハラします。
そんな中、私が可哀想でせつなくて涙を流す出来事が起こりました。
アメリカから日本に向かう便。
順調に飛行してたら、トイレに向かうフィ○ピン人のおばあちゃんが見えました。
歩き方がおぼつかない。「大丈夫?」と手を持ったら・・なんか私の手が湿った。
生暖かい・・・
わ~~~~~~~~~、血!・・・・血ですけどーーーー!!!
慌てて他のすっちーを呼んだ。おばあちゃんは「私は大丈夫だから。」と
ありったけの笑顔を見せて言っている。けど、おばあちゃんの胸元を見たら
白いブラウスが真っ赤な血で染まっていた。
大丈夫ちゃうやんっ!
お医者様を呼び出しました。車椅子用のおっきなトイレで、処置が行われることに
なった。なぜか、英語もおぼつかない私が、もう血を触ったからとかいう理由で
その処置のお手伝いをすることになりました。・・・・それはもう、すごい有様でした。
お医者様がおばあちゃんの白いブラウスを脱がすと、ブラジャーみたいなものを
してました。
ブラジャーをとると・・・・ブラジャーの中には血のかたまり(?)か皮膚のかたまり(?)
みたいなゼリー状の物がブラのパッド(胸をおっきくみせるやつ)みたいに入ってた。
胸のところの皮膚がどろどろに溶けていて、骨みたいな白い物が見えてた(?!)・・・と思う。
お医者様は「乳ガンですね。」と言いました。後ろからすすり泣く声は、おばあちゃんの
娘さん。聞いてみると、医療費が高いアメリカでは、ちゃんとした処置ができなかったという。
「こんな様子だったら、痛いはずです。しんどいはずなので、彼女にはもう旅を
続けるのは無理です。」とお医者様は判断しました。
でも、おばあちゃんは「いいえ、痛くない!大丈夫!フィリピンまで帰れる!」
と、頑なに言い続けました。
「すぐに処置をしないと、本当に生命にかかわります。」というお医者様。
機長が降りてきました。今は太平洋の上だから、今からだと、北海道まで行くか
アラスカまで戻るかどっちかだという。そんな話し合いがお医者様と機長、パーサー
で行われていた時、おばあちゃんが最後の力をふりしぼって立ち上がりました。
「私は大丈夫です。フィリピンに戻るまでは絶対に死なないから。」
・・・・・・・・・この言葉と、そして大胆なウソに機長もお医者様も心を奪われました。
「よし、わかった!!!」
おばあちゃんとお医者様に、ビジネスクラスの席が与えられ点滴が始まりました。
おばあちゃんは、しんどいはずなのにずーっと笑っていました。
「もう笑わなくていいよ。もうウソつかなくてもフィリピンまで帰れるよ。」
と言うと、おばあちゃんはそれでも笑いながら涙を流しました。
その笑顔がせつなくて、私はおばあちゃんの手をとり泣きました。。。。
日本についてから、機長が次のフィリピン便の機長とパーサーに状況を説明しました。
「頼むから、フィリピンまで連れて帰ってあげてくれ!」
と力強くいう機長の目にも涙が浮かんでいました。
・・・・・・・・それから、おばあちゃんは無事フィリピンまで帰れたそうです。
が、フィリピンに着いてほっとしたのか、飛行機から降りるとき=救急車に乗るとき
には意識が無かったそうです。でも、そこはもうおばあちゃんの国、フィリピンです。
帰れてよかったね、おばあちゃん。。。。
私はあのおばあちゃんのしわくちゃの笑顔と切ないウソを一生忘れないとおもいます。