ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、東京都台東区上野の『レストランじゅらく上野駅前店』です。
最寄駅は、JR各線、東京メトロ銀座線/日比谷線の『上野』または京成電鉄『京成上野』。
各駅から徒歩1~3分。JR高架下、アメ横入口にあるレストランです。1924(大正13)年、千代田区の神田須田町にオープンした『須田町食堂』が始まりです。上野駅前店は、1927(昭和2)年に『須田町食堂』の上野2号店として開店し、1982(昭和57)年に『レストランじゅらく上野駅前店』に名称変更されました。
『須田町食堂』時代の雰囲気を残しつつ、町の洋食屋とファミリーレストランの中間的な店づくりになっています。
今年で『須田町食堂』の創業100周年を迎えるにあたり、昨年から記念メニューが4種類登場しています。ビーフカツもその一環で『ビーフカツレツ』としてメニューアップされています。
こちらが『ビーフカツレツ』。スープとライスが付いて税込1630円。
メニュー写真では油で揚げたディープフライでしたが、出て来たものはバターで炒め焼きされたシュニッツェル・・・ちょっと裏切られた感じです。
こちらがメニュー写真。どう見てもディープフライでカットされています。
いまさら文句を言っても始まりませんので黙って頂きます。ビジュアル的には、シュニッツェルにありがちな衣のべたつき感はありません。
シュニッツェルによく使われる仔牛ではありませんが、牛肉の赤身がミディアムに揚げられています。
軽い下味が付けられた肉は柔らかく滋味に富んでいるのですが、ちょっと筋っぽいです。
甘さ控え目のデミグラスソースは、フランス料理店のそれではなく、昔懐かしい洋食屋の味です。これは文句なく美味しいです。
私は、ディープフライのビーフカツにレモンは不要ですが、シュニッツェルには搾ります。
サラダにはフレンチドレッシングが掛かっています。美味なのですが、もう少し酸味を抑えた方が好みです・・・あくまでも個人的な嗜好に基づく感想です。
ポテトサラダには私の天敵の胡瓜が入っていないように見えます。でも油断大敵です。
入念にチェックした結果、入っていませんでしたので美味しく頂きました。Good Job!
スープはビーフコンソメ。さすが老舗、とてもいい味です。
ご飯は可もなく不可もなく。普通に美味しかったです。
とうとう最後になってしまいました。デミグラスソースをたっぷり付けて頂きます。
デミグラスソースが残っていたので、こんなことをやってしまいます・・・お行儀悪いと言われるかもしれませんが、美味しさには勝てません。
ちょっと筋っぽい部分もあり絶品とは言えませんが、総体的に見て満足行くシュニッツェルでした。
ご馳走様でした。
東京都台東区上野6-11-11
03-3831-8452
11:30-21:30
年中無休
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。The Tubesの『She's A Beauty』です。