ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都港区虎ノ門の『バルボア虎ノ門店』です。
最寄駅は
東京メトロ銀座線
『虎ノ門』
東京メトロ日比谷線
『虎ノ門ヒルズ』駅も
ほぼ同じくらいの距離に位置します
どちらの駅からも徒歩５分
隠れた人気を持つ
ロメスパの専門店です
カウンタ―２２席
近隣のサラリーマンに人気で
昼時には満席になります
基本メニューは６種類
ボリュームは
並盛、大盛、特盛、メガ盛の４段階
そもそもロメスパって何よ
そんな声が聞こえてきます
簡単にご説明します
諸説ありますが
一番有力なのは『路面スパゲティ』説
イタリアンのパスタと一線を画すものです
立ち喰いそばの感覚で
気軽に立ち寄って素早く食べられる
そんな意味が込められています
立ち喰いそば屋を
路麺店ということがありますが
ロメスパからの逆輸入と言う説もあります
まずは
自販機で食券を購入します
これも立ち喰いそばの流れですね
この日は久々の『バルボア』
目指すのは『明太子』
だった筈なのですが・・・
注文したのは
『ぼっかけ』の並盛
単品税込で８５０円
価格が変動していることもあります
スパゲティは
茹で上がりの３５０ｇ
私には十分過ぎる量です
ぼっかけは神戸・長田のご当地グルメで
牛すじと蒟蒻を出汁で甘辛く煮た料理で
『ぶっかける』が訛ったものと言われています
うどんなどのトッピングとして親しまれ
私も神戸で何度も頂いていますが
スパゲティとのコラボは初めて
ぼっかけ焼きそばがあるのだから
ぼっかけスパゲティがあってもいいじゃないか
そんな安易な気持ちで注文しました
しかし
その実は合うのかどうか
一抹の不安もあります
ロメスパは
太目の麺を茹で置き
注文のつど具と炒めます
イタリアンの茹で立てとは
全く趣きを異にしますが
これがとても美味しいのです
自称『食通』、『グルメ』からは
こんなものがと馬鹿にされますが
私は『食通』でも『グルメ』でもないもので
牛すじと蒟蒻がゴロゴロ
スパゲティは煮汁で炒められています
これは考えが及ばなかった美味しさです
濃い目の味付の牛すじ
適度な歯応えを残した
何とも言えない食感が素晴しいです
味がよく沁み込んだ蒟蒻
牛すじと同じ舞台に立てる
ぼっかけの二枚看板の片割
そして
これがぼっかけの真骨頂
二枚看板の揃踏み
パルメザンチーズを掛けて頂きます
これは間違いありません
甘いぼっかけによく合います
鷹の爪、タバスコ、胡椒
どれがぼっかけに合うか
暫し考えました
神戸でぼっかけを頂く時は
七味唐辛子を掛けています
ということは必然的に・・・
鷹の爪ですよね
まずは控えめにふります
見ただけで相性いいのが分かります
よく混ぜて頂きます
甘辛にピリ辛が加わり
味変大成功
イタリアンではありえないでしょうが
スパゲティの焦げた部分が
香ばしくて美味です
次は
鷹の爪とパルメザンチーズ
あまりの美味しさに声がでません
８割方終えましたが
まだこんなにぼっかけが残っています
嬉しいですね
ぼっかけがスパゲティに合うのか・・・
そんな心配は杞憂でした
素晴らしい美味しさでした
神戸にはなかったように記憶していますが
今秋関西に２週間旅しますので
じっくり探してみます
ごちそうさまでした
東京都港区虎ノ門１－１６－２ 岩尾ビル１階
０３－５５１０－６７２１
１１：００－２１：００
年中無休
次回は、本日１５：００に『街角アート編』。兵庫県神戸市中央区の『風の標識NO.45』です。