街角アート編~静岡県静岡市葵区『洗濯する女』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『街角アート編』。街を歩いていると、見逃してしまいそうな処に面白いオブジェなどのアート作品があります。そんな有名アーティストや無名アーティストの作品を不定期にご紹介しています。


今日は、静岡県静岡市葵区の『洗濯する女』です。JR静岡駅南口前の広場に展示されているこの作品は、フランスの芸術家ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841.02.25-1919.12.03)とリシャール・ギノ(1890.05.26-1973.02)よるものです。ルノワールは、1916年頃に『火』と名付けられた鍛冶職人と『水』と命名された洗濯婦という、万物の基本要素を主題とする一対の小さな彫像をギノに作らせました。この『水』あ るいは『洗濯する女性(小)』とも呼ばれる彫刻は、ルノワールによって繰り返し描かれた、膝をついて洗濯 する女性の人物との深いつながりが見られます。

 

この彫刻は、 1917 年春にギノによって修正、大型化されて『しゃがんで洗濯する女(大)』となり、ルノワールとギノで共有する最後の大きな成果であるこの作品をもって実質的に二人の共同作業が終わりました。この彫像は、同じ型から鋳造されたものがパリのオルセー美術館を始め世界に14体あります。静岡市では『洗濯する女』として展示しています。

 

タイトル:洗濯する女

制作者:ピエール・オーギュスト・ルノワール

リシャール・ギノ

制作年:原型1917年 鋳造1989年

 

 

次回は、明日11月28日(火)に番外編。愛知県名古屋市東区の大衆食堂『江戸っ子食堂』をテーマにします。