ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Nenaの『99 Luftballons』です。
Nenaは、1981年に女性ボーカリストのGabriele Kernerと彼女のボーイフレンドだったRolf Brendelを中心に西ベルリン(当時)で結成されたドイツのニューウェイブバンドです。バンド名は、Gabriele Kernerの幼いころからの愛称に由来しています。
1982年にデビューシングル『Nur Geträumt(Just A Dream)』をリリースし、ドイツのヒットパレードで最高2位にランクされます。
1983年にデビューアルバム『Nena』を発表し、ドイツのアルバムチャートのトップに輝きます。1984年にリリースしたセカンドアルバム『?』もトップ、1985年のサードアルバム『Feuer Und Flamme』が最高2位と好調なセールスを示しますが、その後低迷し、1987年にバンドは解散します。バンド解散後Gabriele Kernerはバンド名と同じNenaの芸名でソロ活動を始め、現在に至っています。
『99 Luftballons』は、デビューアルバムからの2枚目のシングルカットで、ドイツのヒットチャートでトップ、アメリカで最高2位にランクされ世界的なヒットになりました。日本でも『ロックバルーンは99』という訳の分からない邦題でヒットしています。まだ東ドイツが存在し、東西冷戦の最中にヒットしたこの曲は、国境沿いに浮かぶ無害な風船でさえ戦争の引き金になりかねないというような内容で、ドイツを始めヨーロッパ各国で反戦歌として歌い継がれました。
次回は、明日10月20日(金)にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、東京都豊島区椎名町の『長崎神社』をテーマにします。