ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Pulpの『Something Changed』です。
Pulpは、1978年にリードボーカルのJarvis Cockerを中心にシェフィールドで結成されたイギリスのロックバンドです。結成時にはJarvis Cockerや他のメンバーは14~15歳でした。
1983年に英国のインディーズ・レーベルRed Rhino Recordsからデビューアルバム『It』をリリースしますが不発におわります。1987年にセカンドアルバム『Fire』、1992年にサードアルバム『Separations』を発表しますが、いずれも全く売れませんでした。
そんな彼らが注目されたのは1994年にリリースした4枚目のスタジオ録音アルバム『His 'n' Hers』で、全英アルバムチャートで最高9位にランクされます。ただし、英国以外ではほとんど注目されませんでした。
1995年にリリースした5枚目のスタジオ録音アルバム『Different Class』と1998年の6枚目のスタジオ録音アルバム『This Is Hardcore』はいずれも全英ヒットチャートでトップを飾り、ヨーロッパ各国でもそれなりのヒットとなりました・・・アメリカではチャートインしていません。
しかし、2001年に発表した7枚目のスタジオ録音アルバム『We Love Life』の発表後にレコード会社との契約条件に不満を持った彼らは2002年に活動休止を宣言します。
『Something Changed』は、5枚目のスタジオ録音アルバム『Different Class』からの4枚目のシングルとして1996年に発売され、全英ヒットチャートで最高10位、アイルランドで同30位にランクされましたが、他の国ではチャートインしませんでした。
なお、Jarvis Cockerは、1996年のBrit AwardsでのMichael Jacksonのパフォーマンスに乱入し、Michaelに尻を突き出して警察に逮捕され取り調べを受けています。Jarvisは、『まるでキリストのように振舞うMichaelに対する抗議行動としてアクションを起こした』と語っています。これに対しMichaelファンから苦情、抗議が寄せられ、イギリスのロックバンドBlurのフロントマンDamon AlbarnはJarvisの行為は非紳士的だと批判しました。しかし、OasisのNoel Gallagherは、『Jarvisはよくやった。MBE(大英帝国勲章の一つ)を受賞すべきだ』とコメントしています。
次回は、明日8月29日(火)に番外編。福岡県北九州市小倉北区の『資さんうどん魚町店』をテーマにします。