ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Mr. Misterの『Kyrie』です。
Mr. Misterは、リードボーカルとベースのRichard PageとキーボードのSteve Georgeが1978年に結成したPagesを前身とするアメリカのロックバンドです。1981年にPagesが解散すると2人は、ドラムスのPat MastelottoとギターのSteve Farrisを誘い、1982年にMr. Misterを結成します。
1984年にデビューアルバム『I Wear The Face』をリリースしますが、全米アルバムチャートで最高170位に留まり不発に終わります。しかし、翌1985年に発表したセカンドアルバム『Welcome To The Real World』は、全米アルバムチャートのトップに輝き、イギリスでも最高6位にランクされ、一躍全世界的に有名になります。
1987年にはサードアルバム『Go On...』をリリースしますが、全米アルバムチャートで最高55位と大きなヒットにはなりませんでした。1988年にギターのSteve Farrisが脱退しますが、3人はBuzz FeitenやTrevor Rabinなどセッションミュージシャンの協力のもとに1990年に4枚目のアルバム『Pull』を完成させます。しかし、所属のRCA Recordsはリリースを拒否し、お蔵入り、バンドは解散します。なお、お蔵入りしたこのアルバムは、20年の時を経た2010年にRichard Pageが所有するインディーズレーベルからリマスター版として発売されますが、商業的な成功を収めることはできませんでた。
『Kyrie』は、セカンドアルバム『Welcome To The Real World』からの2枚目のシングルカットで、リードシングルの『Broken Wing』とともに全米ヒットチャートのNO.1に輝いています。
次回は、明日2月9日(木)に番外編。滋賀県彦根市の『はやの食堂』をテーマにします。