ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Karla Bonoffの『Trouble Again』です。
Karla Bonoffは、1951年生まれのアメリカ人シンガーソングライターです。1960年代半ばからロスアンジェルスを中心にソングライター、セッションミュージシャンとして活動し、1969年にKenny Edwards、Andrew Gold、Wendy WaldmanとともにフォークロックバンドBryndleを結成します。バンドは、1970年にA&M Recordsと契約しアルバムの制作に着手します。1971年に先行シングルとしてKarla Bonoffの曲『Woke Up This Morning』がリリースされますが、不発に終わります。同時にレコード会社と音楽的な方針の違いから衝突し、アルバムリリースは頓挫、バンドは解散してしまいます。
Bryndle解散後は、Linda Ronstadtなどのバックコーラスや他のミュージシャンへの楽曲提供などで音楽活動を続け、1977年にColumbia Recordsからデビューアルバム『Karla Bonoff』をリリースします。レコーディングには、Bryndleのメンバーの他にLinda Ronstadt、Glenn Frey (The Eagles)、J.D.Southerなどウェストコーストの人気ミュージシャンが参加しますが、アルバムのセールスは伸びませんでした。
『Trouble Again』は、1979年に発売されたセカンドアルバム『Restless Nights』の収録曲で、シングルカットはされていません。しかし、1980年に開催された『第9回東京音楽祭』にKarla Bonoffが招待され、この曲で金賞を受賞したことから、日本では『涙に染めて』の邦題でシングル盤が発売され、それなりにヒットしました。
次回は、明日1月30日(月)にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、兵庫県神戸市垂水区の『旧グッゲンハイム邸』をテーマにします。