MUSIC編~Cream『White Room』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。

 

今日は、Creamの『White Room』です。

 

 

Creamは、1966年にJack Bruce(ベース、1943.05.14-2015.10.25)、Eric Clapton(ギター)、Ginger Baker(ドラムス、1939.08.15-2019.10.06)の3人がロンドンで結成したイギリスのロックバンドです。1960年代のハードロックの源流ともいえるバンドで、ブルース、サイケデリック、ポップスを融合させたサウンドが人気を呼びました。また、ライブでの即興演奏をロックに導入した先駆者で、スタジオ録音では数分の曲をステージ上では10分以上掛けて演奏することもしばしばありました。

 

1966年にデビューアルバム『Fresh Cream』をリリース。アルバムは、イギリスのアルバムチャートで最高6位、アメリカで同39位にランクされます。1967年に発表したセカンドアルバム『Disreali Gears』は、イギリスで最高5位、アメリカで同4位にランクインします。1968年のサードアルバム『Wheels Of Fire』は、スタジオ録音とライブ録音の2枚組でイギリスで最高3位、アメリカではトップに輝きます。

 

順調なセールに相反して、結成当初から不和だったJack BruceGinger Bakerの確執は年々増し、1968年に解散します。この年にレコーディングされた4枚目のスタジオ録音アルバム『Goodbye』は、解散の翌年1969年に発売され、奇しくもイギリスのアルバムチャートで初めてトップを獲得します・・・アメリカでは最高2位。

 

White Room』は、サードアルバム『Wheels Of Fire』のスタジオ録音盤の1曲目に収録された曲で、イギリスのヒットチャートでは最高28位でしたが、アメリカでは同6位にランクされました。ボーカルはJack BruceMVは1968年の解散コンサートでの模様で、クレジットはありませんが『Live Cream Volume II』に収録されているカリフォルニア州の『オークランド・アリーナ』でのライブだと思います。このMVでのEric Claptonの露出度は、他の2人に比べて低いのですが、アウトロでの姿がカッコいいのなんの!

 

 

こちらは、2005年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた再結成(一時的)コンサートの模様。Jack Bruce63歳、Ginger Baker65歳、Eric Clapton60歳、皆さんそれなりに老けましたが演奏は素晴らしいものです。この頃にはEric Claptonの方が他の2人に比べ格段の人気を誇るようになっていましたので当然と言えば当然のことですが、前出のMVとは比べものにならないくらいにClaptonの露出度が高くなっています。しかもオリジナルバージョンではリードボーカルの全ての部分をJack Bruceが担当していたにもかかわらず、このコンサートでは半分をClaptonが歌っています。個人的にはこの曲はJack Bruceのほうが良いと思っています・・・聴きなれているからかもしれませんが。

 

次回は、明日1月24日(火)に番外編。東京都中央区日本橋本町の『大江戸』をテーマにします。