ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都世田谷区経堂の四川料理『蜀彩』です。
最寄駅は
小田急小田原線
『経堂』
駅から徒歩２分
農大通りに面したビルの２階にある
四川料理の名店です
２０１１（平成２３）年のオープン
１０年余の歴史しかありませんが
各方面から高い評価を受けています
木製のモダンな扉は
中華料理店というよりは
オーセンティックなバーのような感じです
国籍不明の雰囲気が漂う店内
本当に四川料理の店なのと目を疑ってしまいます
最近の上海にはこういう店が多くあります
この日は大学時代の友人との昼飲み
まずは再会を祝してビールで乾杯
・・・と言っても２か月ぶりですが
ランチタイムの人気メニューは『坦々麺』ですが
・・・『担』ではなく『坦』と表記されています・・・
〆のお楽しみに取っておきます
呑ん兵衛には願ってもない
３種類のランチ点心
まずはこれから頂きます
『ランチ四川水餃子』
もちもちの皮とジューシーな餡
ラー油ベースのタレが秀逸な逸品です
『ランチ小籠包』
私は小籠包にはうるさいのですが
文句の付けようがない美味しさです
肉汁たっぷりで熱々
上海の『佳家湯包』には敵いませんが
日本ではトップクラスの小籠包です
『ランチ焼売』
皮の滑らかな食感がビジュアルで伝わり
間違いなく美味しいということが感じられます
玉葱をつなぎにした餡
しっかりとした下味が付いているので
そのままでも美味しく頂けます
『五香牛肉』
冷製牛すね肉と牛タンの薄切り
八角が強めの五香粉ソースが掛かっています
牛すね肉でもやしを巻いて・・・
八角と軽い塩味で何とも言えない美味しさ
・・・八角ＮＧの方には無理かも
『咸焼白』
豚バラ肉を四川漬物の蒸し物
これは中国でも頂いたことがありません
豚バラ肉の下には
芽菜（ヤーツァイ）という青菜の醤油漬け
これは癖がなく日本人にも合います
豚バラ肉で芽菜を巻いて頂きます
脂身の多い肉とあっさりした芽菜がマッチし
美味、好吃、맛있다、yummy
芽菜に混じって入っていたのは
なんと里芋
食感と甘さが何とも言えません
『奶湯口袋豆腐』
自家製揚げ豆腐の白湯塩味煮込み
干し貝柱を加えたスープが壮絶な美味しさです
自家製揚げ豆腐
生揚げとは全くの別物
どうやったらこんなにフワフワになるのでしょう
〆に入ります
『老成都坦々麺』
四川省成都式の汁なし坦々麺
落花生が中国っぽいです
日本の担々麺はピーナツペイストですが
丸の落花生もいい味を出します
基本的には拌麺ですので
麺と具材をよく攪拌し
底にあるタレと混ぜます
平打ちの縮れ麺
程よい痺れと辛さのタレがよく絡み
想像を絶する美味さです
『咸焼白』の芽菜をトッピング
醤油味が加わり味変を楽しめます
ついついビールを追加発注
四川には行ったことがないので
本場の味との比べようがありませんが
どの料理も美味しかったのは間違いありません
ごちそうさまでした
東京都世田谷区経堂１－１２－１０ 松原ビル２階
０３－３４２５－１６６８
11:30-14:30 17:30-20:00
月曜日休み
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、兵庫県神戸市中央区です。