ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都江東区門前仲町の『味労』です。
最寄駅は
東京メトロ東西線、都営地下鉄大江戸線
『門前仲町』
駅から徒歩５分
２０１１（平成２３）年にオープンした
豚汁が評判の定食屋兼居酒屋です
ビルの１階にありますが
木製の引き戸が印象的な
古民家風のファサードになっています
ファサードの雰囲気に合わせ
店内も民芸調の造りになっていて
古き良き深川をイメージしているようです
ランチメニューは
豚汁＋アジフライや豚カツなどの組み合わせで
全て税込１０００円以上の値付けになっています
私がこの日に選んだのは
『豚汁・藁で燻した明太子』
刺身、小皿、サラダ、ご飯が付いて税込１１００円
価格が変動していることもあります
藁で燻した明太子
事前に友人から注意を受けていたので
私は驚きはしませんでした
何も知らなければ
えっ！これだけと思いますよね
本当に少ないのです
実はこちらのメインは
大きな丼に入った
具沢山の豚汁なのです
豚肉、里芋、牛蒡、玉葱
大根、油揚げ、えのきだけなどなど
本当に具沢山で量もたっぷり
化学調味料無添加
通常の倍の麹を使った麦味噌で
毎日５時間掛けて作られています
野菜の甘みと麦味噌の風味が
絶妙のハーモニーを醸し出しています
こんな美味しい豚汁は久しぶりです
そのままでも勿論美味しいのですが
七味を加えると更に美味に
豚汁がメインだということに納得できます
明太子一口目はオンザライス
艶のいいご飯に色鮮やかな明太子
これだけで美味しいのが分かります
甘塩の明太子には
ほのかに燻しのにおいが感じられます
想像以上の美味しさです
明太子以上に驚いたのがご飯
ふっくらと炊き上がり
米の甘さが半端ではありません
こんな美味しいご飯を頂いたのは
初めてかもしれません
このご飯をおかずにご飯を頂けます
この日の刺身はするめ烏賊
隠し包丁が入れられ
丁寧に調理されています
烏賊一切れ目は山葵醤油で
コリコリの食感で甘みのあるするめ烏賊
これは絶品です
本音を言えば
剣先系の烏賊は生姜醤油が好みなのですが
初回の店での我儘は慎みます
二切れ目はイカ明太でご飯の上に
贅沢極まりないです
・・・涙出そうな美味しさ
三切れ目は
大葉で包んで山葵醤油
言葉にする必要がない味です
最後の明太子は
ご飯と一緒に大葉で包んで頂きます
日本人で良かったなと思う一瞬です
小皿は筍を甘く炊いたもの
胡麻の風味がアクセントとなり
素晴らしい箸休めになります
サラダには神経を尖らせます
天敵胡瓜がいないかどうか
入念に調査します
やはり隠れていました
私の目は誤魔化せません
即排除します
新鮮な胡瓜で移り香が気になりましたが
酸味の強いドレッシングのサポートで
他の野菜は完食できました
ミニサラダにこんなに胡瓜が・・・
サービスがいいですね
私には迷惑以外の何ものでもありませんが
友人から豚汁が美味い店と薦められ
あまり乗り気ではありませんでしたが
彼の顔を立てるつもりで訪問しました
目から鱗が落ちる思いでした
我ベスト５に入る豚汁
そう言っても過言ではありません
ごちそうさまでした
東京都江東区福住１－１７－１０ 阿部ビル１階
０３－６４５８－８７１４
月～金 11:30-13:30 18:00-23:00
土曜日 11:30-13:30 17:00-23:00
日曜祝日休み
次回は、本日１５時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、Charlie Sextonの『Beat's So Lonely』です。