MUSIC編~Barry McGuire『Eve Of Destruction』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、今年の元旦他m、絵にこのシリーズをスタートしました。

 

今日は、Barry McGuireの『Eve Of Destruction』です。

 

 

Barry McGuireは、1935年生まれのアメリカのシンガーソングライターです。漁師として働いた後、1960年頃から音楽活動を始め、1961年には初めてのシングル『The Tree』をリリースしますが、全くヒットしませんでした。その後、Barry KaneとともにフォークデュオBarry & Barryを結成。1962年には、Randy Sparksが結成したフォークグループNew Christy Minstrelsに2人で加入します。

 

1963年には、グループの創設者であるRandy Sparksと共作した『Green Green』が全米ヒットチャートで最高位14位まで上る大ヒットとなりました。日本でも大ヒットし、いまだに親しまれています。

 

Eve Of Destruction』は、1965年に発表した初めてのソロアルバム『Eve Of Destruction』からのシングルカットで、全米ヒットチャートのトップに輝いています。作詞・作曲は、ウエスト・コーストで人気があったソングライターP.F.Sloanで、ベトナム戦争に対する反戦歌でした。このため、曲が大ヒットしたのにアメリカやイギリスなどのいくつかの放送局は放送禁止歌に指定しました。

 

さびの部分の歌詞『You don't believe you're on the eve of destruction』(君たちは破壊の前夜にいるということを信じていない)・・・ロシアの若者たちに伝えたいフレイズですね。

 

この曲についてJohn Lennonは、「反戦歌でもBob Dylanの『Masters Of War』や『God On Our Side』は事実を歌っているが、『Eve Of Destruction』は大袈裟な歌詞で、ごみのような曲だ」と語っています。私は、John Lennonの大ファンですが、この発言だけは賛同できませんでした。

 

 

こちらは、前述のNew Christy Minstrelsの『Green Green』の音源。リードボーカルは、Barry McGuireです。

 

次回は、明日10月22日(土)に番外編。東京都中央区日本橋小伝馬町の洋食系定食屋『紫苑』をテーマにします。