ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都中央区日本橋小伝馬町の洋食系の定食屋『紫苑』です。
最寄駅は
東京メトロ日比谷線
『小伝馬町』
駅から徒歩２分
『大門通り』に面しているのですが
初めての方には見つけにくいかも
町の事務所風のファサードに
『商い中』の札と本日のランチのホワイトボード
店名が書かれた看板などはありません
かつては『レストラン紫苑』と書かれた
オレンジ色のテントがあったのですが
いつの間にか撤去されてしまいました
朝１１時の開店と同時に
近隣のサラリーマンが押し寄せ
１５分後にはほぼ満席になります
ランチメニューの品数は多くありませんが
カレー、ハンバーグ、ポークソテーなど
魅力的な料理が税込１０００円以下で頂けます
特に人気があるのは
日替わりのサービスランチ
味噌汁とライスがついて税込８００円
価格が変動していることもあります
この日のサービスランチは
イカフライとエビフライの盛り合わせ
半数以上の方が注文されていました
下町の食堂らしい盛り付け
小洒落た感じではありませんが
美味しさがシンプルに伝わって来ます
棒状に揚げられたイカフライが５ピース
自家製と思しきマヨネーズが
たっぷりと掛けられています
卓上に置かれたソースは
『リー＆ペリン』の瓶に似ていますが
中身は日本製のウスターシャーソースです
柔らかい紋甲イカ
揚げ方が秀逸で衣はサクサク
かなりグレードの高いイカフライです
ウスターシャーソースを少し掛けると
マヨネーズと絶妙にマッチし
美味しさがさらに増します
海老フライは１本付け
そこそこの大きさで
こちらも期待できそうです
バナメイ海老のようですが
身がプリプリで
とても美味しく頂きました
こちらにも
リー＆ペリンもどきをたっぷりと掛けますが
衣のサクサク感は失われません
上手に揚げられた海老の尻尾は
フライでも天ぷらでも
残さずに頂きます
プレスハム
大好きというほどではありませんが
懐かしさを感じ嬉しくなります
添え物の野菜は
キャベツの千切りとトマト
嫌な奴も見え隠れしています
隠れていても騙されません
爺さんの遺言もありますので
速やかに退場して頂きます
酸味と甘みが絶妙にマッチしたドレッシング
上手く言葉で表現できませんが
抜群の美味しさです
しつこくしつこく書いていますが
洋食屋の味噌汁ってなんで美味しいのでしょう
これまでほとんど外れはありません
ライスはこれで普通盛り
私にはちょうどよい量ですが
若い方には少ないかもしれません
最後になったイカフライ
残ったドレッシングに絡めたところ
これがとんでもなく美味しかったです
最後の最後で気が付いたのですが
ドレッシングに刻んだチーズが入っていました
これが隠し味だったのですね
オフィス街にあって
不思議なオーラを放つ店
変わらずに残って頂きたいものです
ごちそうさまでした
東京都中央区日本橋小伝馬町１０－８
０３－３６６４－０５６８
１１：００－１４：００
※現在は夜は営業されていないようです
土日祝日休み
次回は、本日１５：００に『街角アート編』。今回は、東京都豊島区巣鴨です。