ビーフカツ~東京都品川区西小山・マジック、ミラクル、サプライズの超絶品『西洋料理杉山亭』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

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今回は、東京都品川区西小山の『西洋料理杉山亭』です。

 

最寄駅は、東急目黒線『西小山』。

 

駅から徒歩2分、1977(昭和52)年創業の本格派西洋料理店です。

 

4人掛けのテーブル3卓、カウンタ―4席のコンパクトな店ですが、地元の方々に絶大な人気があります。

 

オーナーシェフの杉山さんは、19歳からホテルオークラ系列のレストランで修行を始め、27歳の若さで西小山に『西洋料理杉山亭』をオープンしました。

 

ステーキ、タンシチュー、ハンバーグなどシェフ自慢の料理がラインアップされていますが、中でも人気があるのはオムライス。

 

オムライスも魅力的なのですが、私はぶれません。『ビーフカツレツチーズのせ焼』。サラダとスープが付いて税込1850円。ライスは別売りで税込290円。

価格が変動していることもあります。

 

まずは、サラダが登場します。トマト、サニーレタス、レタス、かいわれとシンプルなものですが、パルメザンチーズを加えたフレンチドレッシングがとても美味です。

 

そして、スープ。コンソメスープにキャベツのザク切りが浮かぶ、これまで見たことのないビジュアル。ちょっと心配でしたが、杞憂。キャベツの甘みが引き立つ絶品スープです。

 

メインのビーフカツ。フライパンで炒め焼きしたシュニッツェルにチーズをのせ、フライパンごとオープンへ。5分ほど加熱した後に皿に盛り付け、デミグラスソースと生クリームを掛け完成。通常はノーカットで提供されますが、カットして頂きました。

 

薄切りのサーロイン100g程度がミディアムに調理されています。

 

シュニッツェルで、しかもサーロインの場合はよほどの調理技術がないと衣が油っ濃くなります。しかし、カウンタ―越しにシェフの調理を拝見していました処、そんなことはないと確信しました。実際に頂くと、シュニッツェルなのに衣がサクサク・・・マジックです。肉も柔らかくジューシーで美味。私が国内で頂いたシュニッツェルの中で間違いなく五指に入ります。

 

マジックに続いたのはミラクル。デミグラスソースが美味いのなんの。苦みと甘さのバランスが絶妙です。

 

今までに何軒かでチーズが掛かったビーフカツを頂いてきましたが、コルドンブルー(これは掛かっているのではなく、入っているのですが)を除けば相性が良いと思ったことはありません。しかし、今回そんな概念を覆されました。シュニッツェルにチーズがよくマッチしています。塩気の少ないチーズであることと秀逸なデミグラスソースだからだと思います。

 

チーズとデミグラスソースだけを口にして、それが良く分かりました。

 

添え物はシンプルにマッシュトポテトと茹でたブロッコリー。

 

そしてサプライズ。このマッシュトポテト何回裏漉しされているのでしょう?もの凄い滑らかさです。わずかに塩味が施されポテト本来の甘みを引き立てています。

 

シェフに失礼は承知のうえで、こんなことをやってしまいました。奇跡のマッシュトポテト×絶品のデミグラスソース=空前絶後の美味しさ。

 

ついでと言っては何ですが、がさつな下町人間はすぐに調子に乗ってしまいます。お行儀悪いのは分かっていますが、この美味しさの誘惑には勝てません。

 

ランチに税込2000円超はちょっとハードルが高いのですが、このビーフカツであればそれ以上のお値打ちがあると思います。

 

ご馳走様でした。

 

西洋料理杉山亭

東京都品川区小山6-1-3

03-3712-6222

水~金 11:30-14:00  18:00-21:00

土日祝日 11:00-15:00  17:00-21:00

月曜日休み

 

次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、Electric Light Orchestraの『Hold On Tight』です。