MUSIC編~aFanMade『In The Year 2525』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。

 

今日は、aFanMadeの『In The Year 2525』です。先日ネットでたまたま見つけたMVです。この曲自体はよく知っているのですが、このMVで演奏しているアーティストなどについては、全く知りません。Googleなどで『aFanMade』、『VIETVIEW』を検索しましたが、前者は『公式でなくファンが作ったもの』、後者はVietnamese Streetfoodというベトナム料理のサイトという以外は、全く情報が入手できませんでした。aFanMadeという名のアーティストについては心当たりがありませんので、おそらくファンが制作したものだと思いますが、サウンドも映像も素人の域を遥かに超える素晴らしいものです・・・ちょっと日本を曲解しているようなシーンもありますが。

 

In The Year 2525』は、Denny ZagerRick EvansによるアメリカのデュオZager & Evansが1969年に発表したシングルで、全米と全英のヒットチャートでトップに輝いています。『西暦2525年にもし人類が生きていたら』というフレーズから始まり、1000年ごとに人類がどのようになっているかが哀愁を帯びたメロディーに乗せて歌われています。人類の進化と捉えることもできますが、このようにならないようにとの警鐘を鳴らしているというのが正解だと思います。

 

ヒットから半世紀以上を経た現在、まさしく彼らが歌った内容の方向に向かっていることは間違いありません。もっとも、現在の各国の軍事政策、環境破壊などを考慮すると西暦2525年に人類がこの地球上にいることはないように思えますが。

 

記事の終わりに原詩と私の拙い和訳を添えますので、ご興味がございましたらご笑覧ください。

 

 

こちらはオリジナルのZager & Evansのプロモーションフィルム。あの時代にPVを制作していたというのも驚きです。

 

 

In The Year 2525~music & lylics by Rick Evans

 

In the year 2525   西暦2525年
If man is still alive もし男がまだ生きていたら
If woman can survive もし女が生き長らえていたら
They may find 彼らは分かるかもしれない

In the year 3535   西暦3535年には

Ain't gonna need to tell the truth  本当のことを言う必要もなくなるし
Tell no lies 嘘をつく必要もなくなる
Everything you think, do, and say 人類が考え、行い、言うことは
Is in the pill you took today その日に飲む錠剤で決まっているのだから

In the year 4545 西暦4545年には
Ain't gonna need your teeth 人類に歯は要らなくなるだろう
Won't need your eyes 目も不要になるだろう
You won't find a thing to chew 噛む物もないだろうし
Nobody's gonna look at you あなたを見る者もいなくなるのだから

In the year 5555 西暦5555年には
Your arms are hanging limp at your side 人類の腕はただだらりと下がっているだけ
You legs got nothing to do 脚も役割りがなくなる
Some machine's doing that for you 機械が全てやってくれるのだから

In the year 6565 西暦6565年には
Ain't gonna need no husband 旦那さんも要らなくなるし
Won't need no wife 奥さんも要らなくなる
You'll pick your sons, pick your daughters too 息子や娘が欲しければ
From the bottom of a long glass tube 試験管の底から取り出せばいいだけだから

In the year 7510  西暦7510年に・・・注)韻の関係で7575ではなくなっています

If God's a-coming   もし神が現れたなら
He ought to make it by then 否、それまでに何とかして欲しいのだが
Maybe he'll look around himself and say 神は回りを眺め言うだろう
"Guess it's time for the Judgement Day." 『そろそろ審判の時が来たな』と

In the year 8510 8510年には・・・注)韻の関係で8585ではなくなっています
God is gonna shake his mighty head 神は全能の頭を振りながら言うだろう
He'll either say, "I'm pleased where man has been" 『これまで人間がいてよかった』
Or tear it down and start again 『そうでなきゃぶち壊して、もう一度やり直しだ』

In the year 9595 西暦9595年には
I'm kinda wondering 私は何となく考えているだろう
If man is gonna be alive 人類はこのまま存在し続けるのだろうか
He's taken everything this old Earth can give 地球をさんざん喰い荒らしたのに
And he ain't put back nothing 何ひとつ恩返しをしていない人類が

Now it's been ten thousand years そして1万年が経った
Man has cried a billion tears 人類は限りない数の涙を流した
For what he never knew 彼らが決して知ることのない何かのために
Now man's reign is through そして人類の地球での君臨は終わろうとしている
But throught eternal night しかし終わりのない夜の至るところに
The twinkling of starlight 星の輝きがある
So very far away 遥か遠くに
Maybe it's only yesterday... わずか昨日のように

In the year 2525  西暦2525年

If man is still alive もし男がまだ生きていたら
If woman can survive もし女が生き長らえていたら
They may find 彼らは分かるかもしれない

 

次回は、明日5月29日(日)。ビーフカツに戻ります。東京都江東区清澄白河の『est tokyo uno』です。