ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都江東区清澄白河の『est tokyo uno』です。
最寄駅は、東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線の『清澄白河』。
A3出入口から徒歩2分。2021(令和3)年5月にオープンしたイタリアン&カフェで、店名はイタリア語で『東・東京・1』という意味・・・城東でNO.1ということなのでしょうか?
カジュアルな雰囲気の店内は、ゆったりとした空間で落ち着いた色合いになっています。
お店の方によれば、イタリアンをベースに和や中華の要素も取り入れた料理を目指しているとのことで、ランチにはスパゲティの他になめろう丼、シンガポールチキンライスなども用意されています。
ビーフカツは、『牛さがりのビフカツ丼』の名前でメニューアップされ、サラダ、デザートとお替り自由のドリンクが付いて税込1380円。
価格が変動していることもあります。
レアに揚げられたサガリがライスの上に乗せられています。サガリは、横隔膜の腰椎側に付いている筋肉で、肋骨側に付いている筋肉がハラミです。ボリュームを想像しにくい形状ですが、おそらく120g程度だと思います
レアに揚げられたビーフカツを熱い内にウースターシャーソースベースのタレにくぐらせてあります。
タレにくぐらせたビーフカツをカットし、ライスの上の乗せてパルミジャーノ・レッジャーノと刻んだパセリでドレスアップしてあります。今までに見たことのない斬新なスタイルですが、味は如何なものでしょう?
見事な色合い・・・惚れ惚れしてしまいます。
それでは頂きます。ジューシーで適度な歯応え。もちろん芯まで温かく揚がっています。タレに通したのに衣はサクサク。ウスターシャーソース、パルミジャーノ・レッジャーノ、パセリが素晴らしいバイプレイヤーを演じ、400軒近い店で経験したこれまでのビーフカツとは全く異なる美味しさです。
山葵とレモンが添えられています。山葵は牛かつ屋の常套手段で、私の好みではありません。
お店の方に是非山葵でもお試しくださいと勧められたので、根が素直なもので(?×10)仰せに従いました・・・やはりやらなかった方が良かったです。
レアが得意でない方は、これだけで引いてしまうでしょうね。私は、テンションマックスになります。
タレが染み込んだライスも壮絶に美味しいです。
とうとう最後の一切れになってしまいました。早く頂きたいという欲望と、もう少し眺めていたいという願望の狭間で葛藤し(・・・大袈裟ですが)取り敢えずひっくり返してみました。未だ衣のサクサク感は損なわれていません。
再びひっくり返し、肉のビジュアルを堪能。ようやく決心がついて一口で頂きました。美味い!デミグラスソース以外のビーフカツでこんなに感動したのは初めてです。
酸味が抑え気味のフレンチドレッシングが掛かったサラダ。シンプルですがフレッシュで美味。何よりも胡瓜が入っていないのが高評価・・・個人的な嗜好ですが。
1杯目のドリンクは、アイスコーヒーを頂きました。美味しかったです・・・何を言ってんのよ、お替わり自由ならば2杯目もアイスコーヒーでしょ、と思われるかも。
違うのです。セットのドリンクは、コーヒー(冷温)、紅茶(冷温)、ウーロン茶、ジャスミン茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、リンゴジュース、コカ・コーラ、ジンジャーエールで、お替わりの時には別の種類でも大丈夫なのです。
と言うことで、2杯目はデザートともにホットコーヒーにしました。
デザートは、レモンのパンナコッタ。甘さ控え目で酸味が強く、とても美味しかったです。量的にも私には丁度良かったです。
ホットコーヒーは滅多に飲まないのですが、アイスコーヒーが美味しかったので頂いてみました。コーヒー音痴の言うことですのであてにはなりませんが、とても美味しかったです。
ビーフカツ丼ということで、正直言って余り期待はしていませんでしたが、良い意味で期待を裏切られました。
ご馳走様でした。
東京都江東区清澄3-4-18
03-5809-8618
火~金 11:00-17:00 17:30-21:00
土日祝日 9:00-22:00
※ランチは11:00-16:00
月曜日休み
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都港区六本木です。