MUSIC編~Doobie Brothers『Take Me To The Highway』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。

 

今日は、The Doobie Brothersの『Take Me To The Highway』です。

 

The Doobie Brothersは、Tom JohnstonJohn HartmanPatrick SimmonsDave Shogrenの4人が1970年にアメリカのカリフォルニア州サンノゼで結成したロックバンドです。1971年にTed Templemanのプロデュースでデビューアルバム『The Doobie Brothers』をリリースしますが、ヒットには至りませんでした。翌1972年にセカンド・アルバム『Toulouse Street』をリリースします。同アルバムからシングルカットされた『Listen To The Music』が全米ヒットチャートで最高位11位を記録するヒットとなり、一躍全米規模の人気バンドになりました。その後、年1枚のペースでサザン・ロック色の強いアルバムを発表し、人気を不動のものにします。

 

しかし、1975年に5枚目のアルバム『Stampede』リリース後にリーダー格のTom Johnstonが健康状態の悪化を理由に脱退します。代役としてSteely DanのメンバーだったMichael McDonaldが加入し、バンドのサウンドはロックからAORへと徐々に変化して行きます。1977年にはMichael McDonald色の強いアルバム『Minute By Minute』が発売され、シングルカットされた『What A Fool Believes』は、全米ヒットチャートのトップを飾る大ヒットになりました。

 

1980年には9枚目のアルバム『One Step Closer』が発売され、全米アルバムチャートで最高位3位を記録してプラチナディスクになりましたが、この頃からメンバーのソロ活動が活発化し、1982年にバンドは解散します。

 

Take Me To The Highway』は、1989年に再結成されたThe Doobie Brothersが10枚目のアルバムとしてリリースした『Cycles』に収録された曲で、初期のサウンドを彷彿させる力強いロックです。シングルカットはされませんでしたが、ファンの間では人気のある曲です。

 

このMVは、1990年にホノルルのワイキキ・シェルでのコンサートの模様で、冒頭でのMCは復帰したTom Johnston、リードボーカルはグループのキャリア全てに在籍したPatrick Simmonsです。

 

 

こちらは映像はありませんが、オリジナルの音源です。理屈抜きでカッコいいです。

 

 

次回は、明日5月27日(金)にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、東京都墨田区両国の『吉良邸跡』をテーマにします。