MUSIC編~Scott McKenzie『San Francisco』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。

 

今日は、Scott McKenzieの『San Francisco』です。

 

Scott McKenzieは、1939年生まれのアメリカ人シンガーソングライターです。少年期より後にThe Mamas & The PapasのリーダーとなるJohn Phillipsと交流があり、1961年にはPhillips、バンジョー奏者のDick WeissmanとともにフォークグループThe Journeymenを結成します。バンドは3枚のアルバムをリリースし、1964年に解散します。McKenzieWeissmanはソロミュージシャンとなり、PhillipsThe Mamas & The Papasを結成し『California Dreamin'』などのヒット曲を生み出します。

 

San Francisco』は、1967年に開催された『モントレー・ポップ・フェスティバル』のプロモーションのために作られた曲で、作詞作曲はJohn Phillipsです。サンフランシスコでヒッピーたちが始めた『フラワームーブメント』を歌った曲で、同年にシングル盤として発売され、全米ヒットチャートで最高位4位、全英ヒットチャートでトップを記録する大ヒットになりました。ヒッピーたちは、ベトナム戦争に反対し、『武器ではなく、花を』のスローガンの下に平和と愛の象徴として全身に花を飾り、『フラワー・チルドレン』と呼ばれていました。

 

 

こちらは、『モントルー・ポップ・フェスティバル』でのライブの模様で、フェスの記録映画『Monterey Pop』の冒頭で流れていました。映像には観客の中に今は亡きJanis JoplinJimi Hendrixもちらっと登場しています。

 

If you're going to San Francisco サンフランシスコへ行くなら
Be sure to wear some flowers in your hair 髪に花を着飾って行くといい
If you're going to San Francisco サンフランシスコへ行ったなら
You're gonna meet some gentle people there 優しい人たちと出会うだろう

 

Scott McKenzieは、この曲の後も音楽活動を続けますが、ヒット曲に恵まれることはなく、2012年8月にロスアンジェルスで病死しています・・・享年73歳

 

 

次回は、、明日5月21日(土)に番外編。東京都渋谷区代々木上原の洋食屋『ふうらい坊』をテーマにします。