ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。
今日は、John Stewartの『Gold』です。
John Stewartは、１９３９年にアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで生まれたシンガーソングライターで、１９６１年に当時アメリカで絶大な人気を誇り、Bob DylanやPeter,Paul & Maryなどが影響を受けたフォークグループThe Kingston Trioに加入し、本格的な音楽活動を始めました。１９６７年にThe Kingston Trioを去りますが、その直前にThe Monkeesのために作った『Daydream Believer』が全米ヒットチャートでNO.1となる大ヒットになりました。グループ脱退後はソロシンガーとして何枚かのアルバムをリリースしますが商業的な成功を得ることはできませんでした。そんな彼が１９７９年にFleetwood MacのStevie NicksとLindsey Buckinghamの協力を得て制作したアルバム『Bombs Away Dream Babies』は、全米アルバムチャートで最高位１０位を記録するヒットになりました。その後もソングライターとして活動をつづけJoan Baez、Nanci Griffith、Rosanne Cashなどが彼の歌を取り上げましたが、２００８年に脳卒中のため亡くなりました。享年６８歳。
『Gold』は、前述の『Bombs Away Dream Babies』からのシングルカットで、全米ヒットチャート最高位５位を記録し、彼自身のレコーディングとしては最大のヒット曲になりました。このＭＶはコンサートの映像にオリジナル音源を重ねたもので、Stevie Nicksがバックボーカルで参加していますが、MVには登場してません。また、リードギターはLindsey Buckinham風ですが、John Stewart自身によるものです。
次回は、明日５月１日（日）。ビーフカツに戻ります。東京都台東区浅草橋の『マレ』です。