MUSIC編~CCR『Who'll Stop The Rain』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。

 

今日は、Creedence Clearwater Revivalの『Who'll Stop The Rain』です。

 

Creedence Clearwater Revivalは、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ出身で中学生時代からバンドを組んでいたJohn FogertyStu CookDoug CliffordJohnの兄のTom Fogertyを加え1967年に結成されました。同年にThe Golliwogsというバンド名でデビューアルバムをリリースしましたが、レコード会社に押し付けられた『醜い面相の男たち』を意味するバンド名が気に入らなかったことから、1968年にCreedence Clearwater Revivalに改称しました。バンド名が長いことからCCRと略称で呼ばれることも多く、1972年に解散するまでに7枚のスタジオ録音アルバムをリリースし、『Proud Mary』、『Have You Ever Seen The Rain』など数多くのヒット曲を生み出しました。

 

Who'll Stop The Rain』は、1970年にリリースされた5枚目のアルバム『Cosmo's Factory』に収録された曲で、『Travelin' Band』とのカップリングで両面シングルとして発売され、全米ヒットチャートで最高位2位を記録しました。私が初めてこの曲を耳にしたのは、3か月間の中近東・インド・東南アジアの旅の終盤、香港の下町の食堂でした。美しいメロディとは裏腹の衝撃的な歌詞に少なからぬショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。歌詞中の『Rain』が『戦争』の意味を込めた反戦歌であるとされ、1978年に公開されたアメリカ映画『Who'll Stop The Rain』のタイトルになるとともに、挿入歌にもなっています。私は映画に詳しくないので内容については知りませんが、ウクライナでの現状に鑑みますと今一度聴いて頂きたい曲です。

 

このMVは、John Fogertyがバイクでハイウェイを走る場面から始まり、CCRのコンサートやバックステージのが光景が散りばめられています。

 

 

この曲はBruce Springsteenのお気に入りでもあり、5枚目のアルバム『The River』の発売にあわせたワールド・ツアーで取り上げ、その後も様々なコンサートで歌っています。このMVは1993年にイタリアのヴェローナで行われたライブの模様です。

 

 

次回は、明日4月29日(金)にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、東京都江戸川区船堀の『新川西水門広場』をテーマにします。