ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都江東区清澄白河の大衆食堂『七福』です。
最寄駅は
東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線
『清澄白河』
駅から徒歩6~7分
清洲橋通りと三つ目通りの交差点に建つ
1974(昭和49)年創業の大衆食堂です
先日、本厚木の居酒屋『七福』で
ちょっとモヤモヤした時に
ふと同名のこちらを思い出しました
かなり久しぶりの訪問
建物がリニューアルされ
危うく通り過ぎるところでした
店名に添えられた
『実用洋食』
懐かしい響きです
『三好弥』一門の代名詞だったのですが
その『三好弥』でさえ今では
使っている店はほとんどないと思います
それが何故『七福』で使われているのか
女将さんがその昔
『三好弥』で働いていたからだそうです
『実用洋食』の『実用』を
殆どの方が『ジツヨウ』と読みますが
このケースでは違うのです。
『伊勢物語』などで使われている古語で
『ジチヨウ』と読み
『律儀な』とか『実直な』という意味になります
詳しくお聞きしたことはありませんが
『実直に、律儀に作った洋食』
そんなニュアンスではないかと勝手に思っています
『三好弥』一門のDNAを受け継いだメニュー
とんかつ、揚げ物、ハンバーグなど
定番の洋食がずらり
カツ丼、親子丼などの丼物
ラーメン、ワンタン、餃子などの中華
まさしくパラダイスです
この日頂いたのは
『ミックスフライ定食』
味噌汁とご飯が付いて税込870円
価格が変動していることもあります
帆立フライ、海老フライ、烏賊フライ
ちょっと変化球の組み合わせですが
ボリュームもあり美味しいのです
帆立フライ
小ぶりですが3個も付いています
見ているだけで垂涎
貝柱だけを揚げた店が多いのですが
こちらのはヒモもワタも付いています
帆立の風味が際立ち堪りません
バナメイ海老が1本
丁度良い大きさで
きれいに揚げられています
もちろん養殖ものですが
プリプリの食感で
甘みもあり美味
上手に揚げられた海老の尾は
残さない主義です
美味しく頂きました
ちょっと変わった形の烏賊フライ
3本付の大盤振る舞い
嬉しい限りです
肉厚で甘みのある紋甲烏賊
いい歯応えの食感
烏賊フライ好きには堪りません
タルタルソースではありません
パセリと茹で卵が入った
自家製のマヨネーズ
酸味を抑えたマヨネーズが
帆立フライによく合います
思わずニヤけてしまいました
ケチャップまみれのマカロニ
コチュジャンが少し入っているのでは?
・・・馬鹿舌ですので間違っているかもしれません
添え物の野菜は
レタスとキャベツに人参の千切りが少々
カイワレがいいアクセントになっています
ワカメがたっぷりの味噌汁
味噌の加減も出汁も良く
とても美味しく頂きました
美味しいご飯なのですが失敗しました
TKGにするために
茶碗で頂くべきでした
清澄白河は
ブルーボトルコーヒーが出店して以来
街が大きく変わりつつあります
しかし、『七福』のように
THE昭和の深川が残る店も
末永く頑張って欲しいものです
ごちそうさまでした
東京都江東区白河3-9ー13
03-3641-9312
11:00-14:00 17:00-21:00
水曜日・第一日曜日休み
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景などをご紹介します。テーマは、東京都豊島区椎名町です。