MUSIC編~Thin Lizzy『Whiskey In The Jar』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。ブログを始めて5年半、私の趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、たまに私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズを始めました。

 

今日は、Thin Lizzyの『Whiskey In The Jar』です。

 

Thin Lizzyは、1969年にPhil Lynottを中心に結成されたアイルランドのロックバンドです。この曲は、1972年にリリースされた彼らの2枚目のアルバム『Shades Of Blue Orphanage』からシングルカットされたもので、アイルランドのチャートで第1位、イギリスでもスマッシュヒットしました。原曲はアイルランド民謡で、いろいろなミュージシャンがレコーディングしていますが、ロックバージョンはThin Lizzyが初めてです。

 

映像は、1973年にドイツのTV音楽番組Musiklardenに出演した時のもので、当時ではよくあることでしたがライブ演奏ではなく、いわゆる口パクでオリジナルの音源が使われています。でも、ベースを弾き(・・・意味なく?ストローク)ながら熱唱するPhil Lynottは十分かっこいいです。

 

Phil Lynottは1949年、南米の英領ガイアナ出身の父とアイルランド人の母のもとにイングランドのスタフォードシャーに生まれ、学齢期になる頃にアイルランドのダブリンに移りました。1983年にThin Lizzyを解散した後にGrand Slamと言うバンドを結成しましたが不調の終わり、ヘロインに溺れます。その結果、1986年1月にヘロイン注射に伴う内臓の感染症と敗血症により36歳の生涯を閉じました。

 

 

次回は、明日1月30日(日)。ビーフカツに戻ります。東京都千代田区丸の内の『旅する子ブタ』です。