ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都中央区の『築地大橋』です。
築地市場跡と勝どきを結ぶ橋で
築地側の最寄り駅は
都営地下鉄大江戸線『築地市場』。
勝どき側の最寄り駅は
同じく大江戸線の『勝どき』。
今回は勝どき側から散策してみます。
『築地大橋』は
環状２号線の一部として
２０１１（平成２３）年に工事が始まり
２０１８年（平成３０）年１１月に開通しました。
勝どき側での上流寄り歩道へのアクセスは
自転車用スロープ、歩行者用階段
歩行者・自転車共用のエレベータ。
自転車用スロープの途中には
パイプベンチチェアが設置された
展望テラスがあります。
橋長２４５ｍ
幅員３２．３ｍから４８．０ｍ
隅田川で最も新しい橋で
一番下流に架かっています。
上流には
勝鬨橋や聖路加タワー
佃島のタワーマンション群が望めます。
右岸には
水産物埠頭跡や駐車場ビルなど
築地市場の名残が見られます。
市場の跡地は
臨時駐車場となっていて
その奥（緑色の矢印）には
波除神社が見えます。
遥か遠くには
東京スカイツリーが。
橋を渡り終え地上部を進むと
新大橋通りとの交差点に至りますが
この地上部分は環状２号線には含まれません。
新大橋通りとの交差点から
勝どき側を望むとこんな感じです。
再び橋梁部分に戻り勝どき側に渡ると
車道は清澄通り方面に行く側道と
豊洲大橋に接続する本線に別れ
築地大橋はここで終わります。
一旦地上に下り
今度は下流側の歩道を散策してみます。
アクセスは
階段とスロープのみで
エレベータはありません。
正面には
汐留シオサイトの高層ビル群が
林立しています。
下流＝東京湾方向は
こんな感じです。
左岸には豊海のマンション群
川には浮舟が２台
・・・浚渫作業でしょうか？
右岸には
浜離宮の緑の向こうに
東京タワーが見えます。
下流左岸を望遠レンズで覗くと
竹芝桟橋を望むことができます。
橋の近くには
こんな埠頭の跡が残っています。
小規模なので
水産物用の埠頭ではないと思います。
裏側には魚類容器の会社があったようですので
トロ箱などを荷揚げしていたのでしょうか。
橋梁が終わったところで
道路は二股に分かれます。
向かって右側は
先ほどご紹介した新大橋通りへ向かう地上部。
左側は閉鎖中で
環状２号線の『新虎通り』へ繋がる
トンネル掘削工事が行われています。
歩道はここでほぼ直角に曲がり
隅田川沿いに進みます。
ここからは仮設の状態で
浜離宮方面へ向かいます。
浜離宮前の入江に突き当り
仮設の歩道は右に直角に曲がります。
隅田川に向かって開く水門は
水上バスの出入口です。
こちらが隅田川水上バスの
浜離宮乗降場。
浜離宮園内の内堀と
築地川を結ぶ水門。
これまでは
一般には園内からしか見られませんでしたが
現在は外側からの光景を目にできます。
ただし
正規の歩道が完成した際には
どうなるかは分かりません。
歩道は
浜離宮への入口である
大手門橋のたもとで終わります。
大手門橋で振り返ると
小さく築地大橋が見え
その向こうには晴海のタワーマンション群が
聳えたっています。
美しいフォルムの橋と
とうとうと流れる隅田川。
そして
両岸に林立する高層ビルと
緑深き浜離宮恩賜公園。
不思議なコントラストが
東京の近未来を物語っているようです。
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、台湾台北市です。