ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都港区の『新虎通り』です。
『新虎通り』は
千代田区神田佐久間町から
江東区有明に至る『環状２号線』のうち
新橋と虎ノ門の間の部分の愛称です。
最寄駅は
新橋側はJR各線、東京メトロ銀座線
都営地下鉄浅草線、新交通ゆりかもめの
『新橋』。
虎ノ門側は
東京メトロ日比谷線
『虎ノ門ヒルズ』。
今回は新橋駅で下車し
虎ノ門方面を目指してみました。
JR新橋駅から
ガード沿いに南に向かうと
新虎通りと『第一京浜（国道１５号）』の交差点に至ります。
突き当りに見える超高層ビルは
『虎ノ門ヒルズ』です。
この通りは
２０１４（平成２６）年の開通に先立ち
前年に公募で新虎通りの愛称になりましたが
何故か役所的には『環二通り』で
新虎通りと書かれた標識は一つもありません。
それでは
通りの南側の歩道を西に向かって
虎ノ門ヒルズを目指します。
スタートするとすぐに
虎ノ門ヒルズの下を通る
地下道への入口が現れます。
この地下道入り口の近くに
『東京都剣道連盟』のビルが。
ビル自体には特色はありませんが
ビルの前に不思議な石像があります。
作者は明記されていませんが
『考える人』とタイトルされています
・・・もちろんオーギュスト・ロダンではありません。
考える人から３０ｍ程進むと
道路の真ん中が公園になっています。
この公園の先端近くあるのが
１９１２（大正元）年創業の
和菓子の老舗『新正堂』。
こちらで有名なのは
『切腹最中』。
忠臣蔵の浅野内匠頭が
切腹した場所が近くにあることから
誕生した商品です。
ひと昔前は
仕事でミスを犯すと
取引先に持参し謝罪した
そんな風習がサラリーマンの間にありましたが
今はもうそんな時代ではありませんね。
新正堂の少し先が
『日比谷通り』との交差点
『新橋四丁目』になります。
この交差点の近くにあるのが
先ほどお話しした
『浅野内匠頭終焉の地』の石碑。
４年ほど前までは
この石碑の前に
『T．アサノ』という洋食屋がありましたが
いつの間にか切腹
もとい閉店してしまいました。
石碑の前にある『中村碁盤店』
こちらも１９１２（大正元）年の創業。
碁盤店であるにもかかわらず
看板は昔から王将
・・・もちろん将棋盤も売っています。
白黒の碁石ではインパクトに欠けるし
オセロと間違われるからでしょうか？
新橋四丁目の交差点を渡り
２ブロック進むと
蔦に覆われた古い民家があります。
東京のオフィス街のど真ん中の
このような光景には
心が癒されます。
どなたもお住まいになっていないのかな
そう思いましたところ
洗濯物が干されているので
お住まいなのですね
・・・良かった！
虎ノ門ヒルズが近づくと
通りの様相に変化が現れます。
小池都知事が
新虎通りを東京のシャンゼリゼにすると宣言し
道路法、道路交通法上では
通常認められないストリートカフェが
特例として認められるようになりました。
でも
まだまだシャンゼリゼは遠いですね。
こちらは『錠前屋珈琲』
しかし錠前は売っていません。
なぜ錠前屋とという名前なのだろう
ずっと不思議に思っていましたが
今回の散歩で謎が解けました。
錠前屋ばかりに目がゆき
前の店に気が付きませんでした。
『KEY’S CAFE』
鍵が錠前をオープンした
・・・だと思います。
錠前屋珈琲の先には
『THE SHOESHINE AND BAR』が。
こちらは店名の通り
靴磨きとバーが合体した店です。
駐車場に停められた長谷園の車
いつもここにありますので
広告塔の役割なのでしょうね。
虎ノ門ヒルズの南側を通り
新虎通りは『外堀通り』まで続きますが
この先はあまり面白いものはありません。
虎ノ門ヒルズに入り
東京メトロ日比谷線の新駅
『虎ノ門ヒルズ』から帰ろうと思いましたが
北側の歩道も面白そうなので
東に向かって戻ることにしました。
この続きはまた明日。
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、メキシコ・メキシコ市です。