ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都台東区浅草の『東南(たつみ)屋』です。
最寄駅は、東武スカイツリーライン、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線の『浅草』。
駅から徒歩2~3分、メトロ通りにある鍋居酒屋です。築60年の建物で浅草の老舗の風格ですが、オープンは2006年。13年の歴史しかありません。
『和』を意識した店内。場所柄来日外国人客の比率も高いようです。
ランチには、鰻重、すき焼き定食、天丼などが結構なお値段で提供されています・・・さすが観光地。メニューにも英語表記があり、店員も片言の英語を話します。
ビーフカツは、2種類。黒毛和牛を使った上とオージーと思われる並。東京では、『ビーフカツ』という呼び方よりも『牛かつ』のほうが定着しつつあるようです・・・残念!
上牛かつは税別3800円、グロスで4000円を超えてしまいますので、ちょっと手が出ません。並を注文。味噌汁、香の物、ご飯が付いて税別1680円。
価格が変動していることもあります。
赤身がほぼレアに揚げられています。
色合いはとても良く美味しそうですが、牛かつの場合、芯まで温かいかどうかが心配の種です。
衣にパン粉感がなく、牛の天麩羅といった感じです。
牛かつのたれです。
山葵と塩も添えられています。
面白いことに中濃ソースのミニボトルが付いて来ます。外国人観光客の方々にとっていいお土産にもなるようです。
店の一押しは、溶いた玉子で頂くこと。だしが甘くて、私は駄目です。肉は、柔らかく美味。芯まで温かくなっています。
中濃ソースで。通常のビーフカツであれば悪くないのですが、天ぷらのような衣には合いません。
醤油と七味がありましたので、この組み合わせでも頂きました。画像を撮り忘れましたが、これは合います。
最後に山葵塩で頂きました。結論を申しますと、これが一番。残りは全て山葵塩で頂きました。
ご飯は、固めにふっくらと炊き上がっていて私好みです。
溶き玉子がかなり残っていましたので、悪戯心が出ます。ちょっと醤油を垂らし、TKGに。美味!
味噌汁は、シジミの赤だし。シジミの出汁がよく出ていて美味。もう少し薄味でもいいかも。
こんなにたくさんシジミが入っていました。貧乏人は、出枯らしだと分かっていながら身を頂きます。これだけあると結構時間が掛かります。
香の物は、いつもの通り口にしませんのでコメントできません。
ビーフカツ若しくは牛かつと呼んでいいのか、一抹の疑問も残っていますが、美味しいランチであったことは否めません。
ご馳走様でした。
東京都台東区浅草1-33-5
03-3842-7373
月~金 11:30-22:00
土日祝日 11:00-21:30
年中無休
次回は、明日8月12日(月)にスピンオフ編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、兵庫県神戸市兵庫区の『新開地』をテーマにします。