番外編~台湾基隆市・牡蠣オムレツと台湾版ねこまんまが超美味『簡家蚵仔煎』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、台湾基隆市の食堂『簡家蚵仔煎』です。

 

 

基隆は

首都台北の北東約30㎞に位置する

人口40万人弱の都市

 

高雄と並ぶ

台湾を代表する国際港で

外国人観光客にも人気があります

 

街の象徴は

虎仔山に設置された

『KEELUNG』の巨大看板

 

ライトアップされると

ハリウッドのようです

・・・ちょっと言い過ぎかな?

 

 

『簡家蚵仔煎』は

基隆駅から徒歩5分

孝三路に面した食堂

 

 

1952年創業

70年近い歴史を持つ

基隆の老舗です

 

『蚵』は台湾語で『牡蠣』を意味し

『蚵仔煎』は

牡蠣のオムレツです

 

ちなみに中国では

牡蠣を『牡蛎』

または『蚝』と表記します

 

 

入口近くのキッチンでは

焼売などの点心が

大量に作られています

 

 

メニューは

牡蠣オムレツ、海老オムレツ

カレー、スープなど

 

 

入口を入って

左側にあるカウンターで注文し

代金を支払います

 

『叫號』

番号を叫べ?

・・・普通に話して大丈夫です

 

 

モスグリーンが基調の

清潔感溢れる店内は

地元の方々で一杯

 

 

鉄板で焼かれるオムレツ

見るからに美味しそう

・・・テンション上がります

 

 

注文した料理は

『取餐窓口』と書かれた

このカウンターで受け取ります

 

 

中国語で番号が呼ばれますが

電光表示もされますので

中国語が分からなくても安心

 

 

私が頂いたのは

『蚵仔煎』65元(約220円)

『香酥猪油拌飯』25元(約85円)

価格が変動していることもあります

 

 

蚵仔煎

店名にもなっている

牡蠣オムレツです

 

 

小ぶりですが

プリプリの牡蠣が

8個も入っています

 

 

ふっくらとした身が

甘酢餡によく絡み

抜群の美味しさ

 

 

オムレツは

他の店のものとは

ちょっと違います

 

片栗粉が入っているようで

もっちりとした食感

・・・お好み焼きとも違うし・・・

 

 

英文では

Omeletteではなく

 Pancakeと書かています

 

パンケーキではないな

でも独特の口当たりで

美味しいことは間違いありません

 

 

香酥猪油拌飯

『猪油拌飯』とは元々

貧しい家庭の料理です

 

豚肉や野菜が買えなかったため

ご飯に豚の油と醤油を掛けただけの料理

・・・台湾版ねこまんま(?)

 

余談ですが(・・・最近余談が多い?)

日本のねこまんま

東西で違うのご存知ですか?

 

関東では味噌汁をぶっ掛けたご飯

関西では鰹節と醤油を掛けたご飯

私は東京人のくせに関西派

 

 

もちろん

こちらの香酥猪油拌飯

単なるねこまんまではありません

 

豚油と醤油で味付けされた

筍、キャベツ、焦がし玉葱がのっています

・・・豚肉はありません

 

拌飯の『拌』は

撹拌の『拌』ですので

よく混ぜて頂きます

 

シンプルですが

何とも言えない香ばしい匂い

言葉にできない美味しさです

 

 

『香酥』は

『かりかり』とか『サクサク』を表す

中国語の料理用語です

 

香酥猪油拌飯に限っては

その食感はありません

不思議です

 

牡蠣オムレツと

台湾版ねこまんま

大満足で300円ちょっと

 

台北に行かれたら

基隆まで足を延ばしてみてください

1時間しか掛かりませんので

 

ごちそうさまでした

 

簡家蚵仔煎

中華民国基隆市仁愛区孝三路93號

886-2-2425-5260

10:30-20:30

 

次回は、明日7月10日(水)に番外編。東京都文京区の洋食店『三好弥 江戸川橋店』をテーマにします。