現在、3週間余の予定で台湾を旅しています。記事は日本で書き溜めてあり、いつも通り毎日アップされます。コメントバックが遅くなることもありますので予めご了承ください。
本題に入る前に少しだけ台湾リポートを。街の土産物屋で見つけた看板です。Tシャツってこう書くのですね。『血』が入っているだけに何となくおどろおどろしい。しかも、shirtのrが消されていて・・・誰だ、こんな低能な悪戯をしたのは!
それでは本題に移ります。
ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都目黒区の『三好弥』です。
最寄駅は、東急田園都市線『池尻大橋』。
駅から徒歩1分、商店街に佇む洋食屋です。『三好弥』を名乗る店は東京に散在し、最盛期には130~140店、現在でも40~50店舗あります。そのほとんどが小石川柳町(現在の文京区小石川3丁目界隈)にあった『三好弥』からの暖簾分け、または暖簾分けの暖簾分けです。店名から『三好』さんが始めた洋食屋と思われがちですが、小石川柳町の店の創業者であった長谷川好弥さんに由来しているのです。長谷川さんは三河出身で、三河の『三』とご自身のお名前『好弥』を合わせて『三好弥』という店名にしたそうです。
こちらのイチオシは、『トルコライス』。トルコライスは、一般的にはとんかつ、ナポリタン、ドライカレーをワンプレイトに盛り付けた料理。でも、トルコにはありません。豚肉を食べることが禁じられているイスラム教国でとんかつがのった料理なんてありえないです。
閑話休題
テーブル席のみの何となくノスタルジックな店。これぞ子供の頃少しだけ頑張った時に親が連れて来てくれた『THE昭和の町の洋食屋』と言った感じです。
ハンバーグ、海老フライ、カレーライス、スパゲティなど洋食屋の王道がずらり。
頂いたのは、もちろんビーフカツ定食。味噌汁とご飯が付いて税込1200円。
粗挽きのパン粉を纏ったオールドファッションの東京スタイル(・・私が勝手に名付けたのですが)。
薄切りの赤身肉がミディアムに揚げられています。100g程度でしょうか。
肉は、柔らかいのですが適度な噛み応えがあり美味。衣もサクサクです。肉との一体感に欠けるのが残念です。
デミグラスソースではなくとんかつソースで頂きます。ちょっと不思議に思ったのは、辛子が添えられていないことです。私は、ビーフカツには辛子不要派なので無問題ですが。
野菜は、シンプルにトマト、キャベせん、レタス。たいていの店では、パセリがバイプレイヤー若しくはそのまたバイプレイヤー扱いされ、しなしなのものが出されるのですが、こちらのは新鮮でパセラ―(?)は狂喜しました。
いい出汁の味噌汁ですが、具に驚きました。切り干し大根だったのです。人生初の経験・・・美味しかったですよ。
つやつやのご飯、とても美味しいのですが量が半端ではありません。普通の店の大盛以上あります。何処に行ってもご飯を少な目にするのですが、言い忘れました。食べ物を残すのが嫌いなので(・・・胡瓜以外)、完食しましたが正直きつかったです。
お勘定の段になり、よく分からないことが起こりました。『1150円頂きます』とのこと。『メニューには1200円と書かれていますが』と言ったところ、『いえ1150円です』との返答。多く取られたわけではないのでいいのですが、よく分かりません。
ご馳走様でした。
東京都目黒区東山3-14-2 中里ビル1階
03-3719-8524
11:00-15:00 17:00-22:00
日曜日休み
次回は、明日3月28日(木)に実録編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、私が経験した信じられない話をします。テーマは上海での『同性愛者の間違えられた話』です。