ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、埼玉県富士見市みずほ台の『えいすけ』です。
最寄駅は、東武東上線『みずほ台』。
東口から徒歩3~4分、今はなき『洋食たけだ』と『洋食エリーゼ』の流れを汲む隠れた名店です。
『洋食たけだ』は、1935(昭和10)年、築地市場の開業とともに同地に誕生し、その後1970(昭和45)年には二代目が四谷に2号店として『洋食エリーゼ』を開店。本店は、2010(平成22)年に惜しまれつつ閉店。翌2011(平成23)年には三代目が日本一のカツレツ店にしたいという拘りから2号店の店名を『かつれつ四谷たけだ』に改名し、業態も変えました。『えいすけ』は、エリーゼ三代目と若き日に修行を共にし、唯一エリーゼの後継者として認められた佐藤晃一氏が2013(平成25)年に開業しました。
ちなみに、『かつれつ四谷たけだ』は、私が東京で一番美味しいビーフカツが頂けると思っている店です。
11時30分開店なのですが、ご夫婦お二人だけで切り盛りされていることもあり、仕込みなどの関係で開店時間がずれ込むこともあります・・・結構アバウトに。
テーブル席と小上りで構成された店内は、洋食屋と言うよりは居酒屋のような雰囲気。開店と同時にほぼ満席になる人気店です。
水とお茶は、セルフサービス。
ビーフカツは、鉄板にのせられ熱々で提供されます。サラダ、味噌汁またはスープ、ライスがついて税込1560円。ソースは、デミグラスかガーリックオリーブオイル。ガーリックオリーブオイルソースにも惹かれましたが、やはり王道のデミグラスソースで頂きました。
価格が変動していることもあります。
まずはサラダが出て来ます。シンプルですがボリュームあります。
特製のごまドレッシングで。少し甘目ですがごまの香りが高くとても美味。
マカロニが入ったポテサラには胡瓜が入っていません・・・高評価。
ビーフカツ。シュニッツェルです。サーロイン130g程度がレアに炒め焼きされています。サーロインのシュニッツェルですので脂濃いのかなと懸念しましたが、調理技術が良いのでしょうか、全く気になりません。
冷たい生肉というビジュアルですが、ちゃんと芯まで熱々・・・牛カツ屋とは一線を画しています。柔らかくジューシーで美味しい!
デミグラスソースは、甘さ控え目でコクがある絶品。さすがエリーゼ出身です。
添え物は、シンプルに人参のグラッセとポテトのフリット。どちらも文句の付けようがない味です。
味噌汁かチキンコンソメスープを選ぶことができます。チキンコンソメスープを選んだのですが、お椀に入った和風のお澄ましのようなものが出て来ました。しかし、味は洋風、キャベツがいいアクセントの逸品です。お替りしたくなります。
リピートしたい店ですが、拙宅からですと1時間半強。気軽には行けませんが、気合を込めてまたお伺いします。
ご馳走様でした。
埼玉県富士見市東みずほ台2-6-7
049-265-5152
11:30-14:30 17:30-22:00
不定休
次回は、明日2月21日(木)に実録編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、私が経験した信じられない話をします。テーマは『穴子の日焼』です。