ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、韓国スウォン(水原)市の『トルべギチプ スウォンヨク(水原駅)店』です。
スウォンは
ソウルの南35㎞
人口120万人の大都市です
ユネスコの世界遺産に登録されている
ファソン(華城)で有名な
観光都市です
ほとんどの旅行者は
ソウルからの日帰りで
ファソン観光
このため余り知られていませんが
スウォン駅の前に
奇妙な通りがあります
通称『ミヨンシルコリ(美容室通り)』
小さな美容室が立ち並んでいますが
昼は開いていません
夜になると煌々と灯りがともり
室内には派手な衣装のお姐さんが
・・・あとはご想像に任せます・・・
この通りの近くにあるのが
スウォン随一の繁華街である
『駅前ロデオ通り』
正式な名称は
『ヒャンギョロ(郷校路)』ですが
誰もがロデオ通りと言います
『トルべギチプ スウォンヨク店』は
この通りの中ほどにある
チャドルバギの専門店
韓国飲食業界の重鎮で
様々な形態の飲食店を展開する
ペク・ジョンウォン氏の店です
そもそもチャドルバギって何?
牛のあばら肉のことで
薄く切って焼肉にすることが多い部位です
お洒落な店内は
排煙装置もしっかりしていて
若い方に人気があります
チャドルバギの焼肉は
一人前9000ウォン(約900円)
当然これに決まり
・・・の筈だったのですが
二人前からの注文
一人前はNGとのこと
隣のカップルを見ると
かなりの量で
一人では完食できそうにありません
食べ物を残すのは嫌いなので
泣く泣く諦め
チャドルチゲを発注
チャドルバギが入っているので
まあいいかと気を取り直しました
6000ウォン(約600円)
価格が変動していることもあります。
パンチャン(おかず)は3種類
まずは定番の白菜キムチ
普通に美味しいです
ほうれん草のナムル
ちょっと癖がありますが
胡麻油が効いて美味
雑魚の炒め物
少し甘目ですが
癖になる味です
一見スンドゥブのようですが
チャドルバギがたくさん入っていて
とても美味しかったです
もちろんコンギパプ(白飯)も付いています
スプーンにとってチゲに浸す
そう考えていたのですが・・・
こんなものも出て来ました
パンチャンではないようです
分からない!
オットケ モグミョン チョア?
スタッフに尋ねたところ
親切に教えてくれました
最初にご飯を
投入せよとのこと
ひょっとして・・・
次に
チゲの具と汁を投入
・・・おお!まさしく
こんな感じになりました
このまま頂く・・・?
そんな訳はありませんよね
ビビダ!ビビダ!
よくかき混ぜます
もうお分かりですよね
ビビムパプの出来上がり
チャドルバギの脂が
いい味を出しています
辛さもちょうどよくなり
絶妙な美味しさ
かなりハイレベルなビビムパプです
チャドルバギの焼肉に未練がありますが
想像以上の美味しさのビビムパプに
大満足
ごちそうさまでした
トルべギチプ スウォンヨク店
韓国キョンギド(京畿道)スウォン(水原)市パルダル(八達)区ヒャンギョロ(郷校路)29
경기도 수워시 팔달구 향교로29
82-31-241-9230
次回は、明日2月27日(水)に番外編。東京都豊島区駒込の焼肉屋『大昌園』をテーマにします。