ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都台東区上野の『フォレスティーユ精養軒』です。
最寄駅は、JR各線/東京メトロ銀座線・日比谷線/京成電鉄の『上野』。
JR公園口の目の前にある『東京文化会館』の2階にあります。
入口には扉がなくオープンな感じです。
店名からもお分かりの通り、同じ上野公園内で1872(明治5)年から続く東京の代表的な老舗洋食店『精養軒』の支店です。
130席ある店内は、落ち着いた雰囲気で、11時の開店と同時に常連客で一杯になります。
10席ほどですがカウンター席もあり一人でも気軽に利用できます。
ビーフカツは、『仔牛肉のミラノ風チーズカツレツ』の名前でメニューアップされています。単品税込で2100円。
価格が変動していることもあります。
ミラノ風ですので炒め焼きしたシュニッツェル。120g程度でしょうか。ノーカットで提供されます。いつもですとカットするようお願いするのですが、失念しました。
仔牛のシュニッツェルですので薄切りのミディアム。パルミジャーノ・レッジャーノが衣に合わせられているようで物凄く良い香りがします。チーズを載せてオーブンで焼いたり、衣との間にチーズを挟んであげたビーフカツは好みではありませんが、こちらの調理方法はありだと思います。
ジューシーさはありませんが、仔牛肉本来のうま味を味わう事ができます。衣はサクサクで、シュニッツェルにありがちな油臭さもありません。
デミグラスソースは、さすが東京を代表する老舗洋食店だけあって絶品。サラサラですがコクがあり甘さ控え目。シュニッツェルにピッタリです。
デミグラスソースにはマッシュルームとエノキダケのソテーが添えられています。これもナイス。
欲を言えば、もう少しデミグラスソースの量を増やし頂きたいこと。衣のチーズの香りを損なわないようにということなのでしょうか?でも、やはりこの絶品のデミグラスソースをたっぷり付けて頂きたい!
添え物はシンプルにポテトのソテー、人参のグラッセ、茹でたブロッコリー。とても美味しく仕上がっていますが、主張することなく上手にビーフカツをサポートしています。
厚切りのフィレのビーフカツも美味しいですけれど、昔ながらの薄切りの仔牛のシュニッツェルもいいものです・・・いい腕のシェフによるものに限りますが。
ご馳走様でした。
東京都台東区上野公園5-45 東京文化会館2階
03-3821-9151
11:00-19:00
東京文化会館の休館日は休み
次回は、明日2月18日(月)に番外編。東京都文京区茗荷谷の居酒屋『和来路』をテーマにします。