ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都墨田区両国の『下総屋食堂』です。
最寄駅は
ＪＲ総武線／都営地下鉄大江戸線
『両国』
ＪＲの駅から徒歩５分
国技館と安田庭園の
間にある道に面しています
引戸を開け
一歩店に入ると
そこはＴＨＥ昭和
それもその筈
１９３２（昭和７）年から続く
下町の大衆食堂です
正面には
立派な神棚が
鎮座しています
神棚の下には
なにやらフィギュアが
ご主人の趣味かな？
そしてよく見ると
『東京都指定民生食堂』のプレイトが
掛けられています
東京都指定民生食堂とは
第二次世界大戦後にできた制度で
現在では７軒が残るのみになっています
その定義は
常時外食をする低所得者に
廉価で栄養価の高い食事を提供する店
フィギュアの下には
料理・・・と言うよりは
おかずが並べられています
焼魚、煮魚が税込３００円
厚揚げ、玉子焼きが２５０円
さすが指定民生食堂
野菜類は２００円
もちろんビールもあります
でも何故ドイツ語？
何はともあれビール
サッポロの黒ラベル大瓶
税込６００円です
価格が変動していることもあります。
つまみは
鰈の煮付け
このボリュームで３００円！
下町にしては珍しく薄味
個人的にはもう少し濃い方が好きですが
これはこれで美味
二品目は
里芋の煮付け
美味しそう！
甘さ控え目で
里芋本来の美味しさを
味わうことができます
三品目は
鮭の塩焼き
切り身が厚いです
脂はさほどありませんが
塩加減がちょうどよく
ビールにピッタリ
どれも
絶品とは言えませんが
ほっこりする家庭の味
こんな店で
本を読みながら
一人でビール飲むのが好きです
平成が終わっても
この雰囲気が
いつまでも続いて欲しいものです
ごちそうさまでした
東京都墨田区横網１－１２－３３
03-3622-3861
平日 8:30-20:00
土曜日 8:30-18:30
日曜祝日休み
次回は、明日１２月３０日（日）。ビーフカツに戻ります。東京都豊島区の『京都勝牛 池袋東口店』です。