ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国福州市のイタリアン『羅馬之戀』です。
福州は福建省の省都
都市部の人口が
３００万人を超える大都市です
むかしむかし
唐の都長安へ向かった遣唐使の船が
嵐のために漂着したこともあります
その船に乗っていたのが
空海＝弘法大師で
市内には立像と石碑もあります
『羅馬之戀（ローマの恋）』は
そんな福州の中心部にある
イタリア料理店です
最寄駅は
地下鉄１号線
『南門兜』
駅のすぐ裏手にある
冠亜美食街の
中ほどに位置しています
２００９年創業
歴史は１０年程ですが
既に福州市民の心を捉えています
若者やファミリーに人気で
常に満席
３０分待ちは必至
ＱＲコードでメニューを読み取り
スマフォでオーダーする仕組みですが
日本人のおじさんには無理
困っていると
日本語を話せる店員さんが
メニューブックを持って来てくれました
喉が渇いていたので
まずはビール
何とスーパードライがあります
大瓶１９元（約３２０円）
ちょっと高いなと思いましたが
久しぶりなので注文
選んだ食事は
紫蘇蛤類意面
２８元（約４７０円）
価格が変動していることもあります。
ビアンコかロッソか分かりませんが
スパゲティのボンゴレと推察
・・・『蛤』は『あさり』を意味します
とびこがのっているのは
想定外でしたが
ボンゴレビアンコ風でほぼ正解
スパゲティは
アルデンテではありませんが
コシがありいい食感
薄い塩味ですが
あさりの出汁が十分に引き出され
非常に美味
やや小ぶりですが
ふっくらとした
良質のあさりです
お行儀がよろしくないのは承知で
殻から身を外し
スパゲティと和えて頂きます
あさりとスパゲティが一体となり
さらに美味しさ増します
・・・しかし、とびこは余計・・・
あさりがこんなに入っていました
数えたら１６個もありました
日本では考えられませんね
５００円以下で
こんなに美味しいボンゴレが頂ける
まさに天国です
ごちそうさまでした
羅馬之戀
中華人民共和国福建省福州市鼓楼区冠亜美食街５－０３
86-591-87988801
次回は、明日１２月２９日（土）に番外編。東京都墨田区両国の大衆食堂『下総屋食堂』をテーマにします。