ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都台東区の『浅草牛かつ』です。
最寄駅は、東京メトロ銀座線/東武スカイツリーライン/都営地下鉄浅草線の『浅草』。
駅から徒歩2分、浅草随一の観光スポット雷門の目の前にあります。
11時開店ですが、15分前くらいから列ができ始めます。半数以上が中国/韓国の方。
1階にも席がありますが、先頭グループは地階へ誘導されます。
背中合わせのカウンター席が10席ほど。かなり狭い空間です。
注文したのは、牛かつ130gにとろろと明太子がついたセット。税込1500円。
価格が変動していることもあります。
やはりこれが鎮座しています。
ビジュアルでは他の牛かつ屋より上を行っており、ちょっと期待してしまいました。
店員さんに『召し上がり方はご存じですか?』と聞かれ、知らない振りをしました・・・性格が悪いもので。
『陶板でよく焼いてから、お召し上がりください』とのこと・・・知っていますが。『レアのまま頂いてもいいですよね?』と問い返すと、なんと『ちゃんと焼いてお召し上がりください』との返答。
一切れ目は、店員さんの教えを無視し、焼かずに。駄目だこれは!肉が冷たいのです・・・生温いのではなく冷たいのです。コールドミートも嫌いではありませんが、衣付けてビーフカツにしたのは何故?
二切れ目は、店員さんの教え通り焼きます。
反対の面も焼ます。肉は良質です。つい、もったいないな、とつぶやいてしまいました。
醤油またはゴマダレで頂きます・・・牛かつ屋の定番ですね。
三切れ目は、ミディアムレア気味で。ようやく肉が生温くなりました・・・残念!
ご飯は、麦飯です。これは可もなく不可もなく。
麦飯にはとろろ、定番ですね。そう言えば昔はこの場所に浅草の老舗『麦とろ』の支店がありました。この牛かつ屋も『麦とろ』が経営しているとか、渋谷の『もと村』が資本参加しているとか、色々な噂がありますが、どうでもいいことです。
100円プラスの明太子、これも麦飯に合います。
完食はしましたが、いささか納得がいきません。レアではあるけれど中までちゃんと熱々のハイグレードな洋食屋のビーフカツが恋しくなりました。調理人(・・・アルバイト?)の技量の無さ(=中まで温かく揚げられない)を客に補填させる(=焼かせる)という昨今の牛かつ屋のやり方は、如何なものでしょう?唯一この店で評価できるのは、ポテトサラダに胡瓜が入っていないことです。
(ポテトサラダ)ご馳走様でした。
東京都台東区浅草2-17-10 雷門上村ビル
03-3842-1800
11:00-23:00
年中無休
次回は、明日12月13日(木)に実録編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、私が経験した信じられない話をします。テーマは『日本人だっちゅーの!』です。