ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今日は実録編、ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、私が実際に経験した信じられない話をします。決して盛った話ではありません。Believe it or not・・・信じるか信じないかは皆様次第。
今回は、上海でのお話。
3年前のことです。
夜9時過ぎに上海随一の繁華街『南京東路』を歩いていました。
コンビニにビールを買いに行くことが目的でほとんど手ぶら状態。
どうみても日本人とわかる若い女性二人組がちょっと緊迫した感じで歩いて来ます。
すれ違いざまに声を掛けられました。
若い女性に声を掛けられることなどないので戸惑いました。
日本語のガイドブックを持っています。
やはり日本の女性でした。
日本人と見られ何か相談されるのかなと思いきや・・・
たどたどしい中国語で『シーショウジエン ツァイナリ?』。
『トイレはどこですか?』という意味です。
近くのホテルの1階に誰でも使えるトイレが有るのを知っていましたので、
訛り一つない完璧な日本語で教えて上げました。
『この道を真っすぐ行き、一つ目の信号を左に曲がってください。
次の信号の手前右角に中福というホテルがあります。
フロントの右側に宿泊客以外でも使えるトイレが有りますよ』
女性たちは丁寧にお辞儀をし、
『シェーシェー、シェーシェー』と言って足早に立ち去りました。
心の中で叫びました、
『私は、日本人だっちゅうの!』
お後がよろしいようで。
次回は、明日12月14日(金)に番外編。中国天津市の麺屋『天一花甲粉』をテーマにします。