現在、3週間の予定で中国を旅しています。今回は、広州~深圳~厦門~福州~上海。安宿に宿泊しているためインターネット環境は良くありません。『いいね』やコメントバックができないこともありますのでご理解ください。記事は、日本で書き溜めてありますのでいつものように毎日アップされます。
本編に入る前に少しだけ近況報告を。
昨日の朝、広州っ子に人気の『蝦餃妹』という店で衝撃的なハーカオ(海老蒸し餃子)を頂きました。大振りの餃子が4個で27元(約460円)。
皮がモチモチで美味しいのは言うまでもありませんが、餡が素晴らしいのです。大ぶりの芝海老が2尾と刻んだセロリを塩味にしただけ。しかし、衝撃的な美味しさです。私のハーカオ史上最高の逸品です。
それでは本編に入ります。
ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都港区芝浦の『レストラン吉甚』です。
最寄駅は、JR山手線、京浜東北線の『田町』。
芝浦口(東口)から徒歩5~6分。1963(昭和38)年の老舗洋食屋です。
ディナータイムのお薦めメニューは、酒肴になるようなものが中心でビーフカツは書かれていません・・・ちょっと不安。
ステインドグラスをあしらったお洒落な入口、港近くの老舗洋食屋感が醸し出されています。
くの字型の客席は、ダークブラウンを基調とする落ち着いた雰囲気。昼はランチ、夜は洋食呑みで近隣のサラリーマン、OLで賑わいます。
店内のメニューの『お薦めの一品』にはビーフカツが載っています・・・一安心。単品税込で840円。港区ではあり得ない安さです。
価格が変動していることもあります。
130~140g程度のビーフカツが鉄板で提供されます。
赤身がミディアムレアとミディアムの中間くらい(・・・微妙)に揚げられています。
肉は柔らかく滋味もあり美味。衣との一体感に欠けているのが残念です。
デミグラスソースは、甘さ控え目。濃厚なタイプではありませんが、私は好きです。揚げ物には合うけれどハンバーグには合わないタイプ(?)。
添え物は、人参のグラッセ、インゲン、フレンチフライ。老舗洋食屋の王道ですね。ポテト(冷凍だと思いますが)の揚げ方が上手で、時間が経ってもカリッと感が失われません。
ソテーした玉葱がビーフカツの下に。味は良いのですが、玉葱の水気がクリスピーなビーフカツの衣を台無しに。これは一考したほうがよいと思います。
ご飯も美味。税込で220円。こちらは小ライスで税込120円の安さ。
こちらは牛ではありません。過日頂いた日替わりランチのポークカツレツ。税込800円。美味しいのですが、やはり牛の勝ち!
安くて美味しい老舗洋食屋、いつまでも続いて欲しいものです。
ご馳走様でした。
東京都港区芝浦3-20-9
03-3452-0887
11;30-13:30 17:00-22:00
日曜祝日休み
次回は、明日10月25日(木)にスピンオフ編。ビーフカツからもその食べ物からも離れ、東京都中央区築地の『波除神社』をテーマにします。