現在、３週間の予定で中国を旅しています。今回は、広州～深圳～厦門～福州～上海。安宿に宿泊しているためインターネット環境は良くありません。『いいね』やコメントバックができないこともありますのでご理解ください。記事は、日本で書き溜めてありますのでいつものように毎日アップされます。
本編に入る前に少しだけ近況を。
昨日、広州市番禺区の沙湾古鎮を歩いていたところ”なんちゃって和食屋”を発見。店外に出ていたメニューが気になりました・・・『さんまの冷麺』、『北極い壽司』。
気になって仕方ないので入店し、『さんま冷麺』を注文したところ、ないとのこと。『北極い壽司』はあるかと問うと、あるようです。２分も経たぬうちに北寄貝の握りが登場し、店員が何やら・・・サービスだよ、と勝手に解釈し頂きました。美味しくありません！その後１０分ほど待ちましたが『北極い壽司』が来る気配はなし。しびれを切らし、メニューを指さし『北極い壽司』はどうしたと尋ねると、中国語でのリスポンスがあり、ぴったり２分後に再び北寄貝の握りが登場。『北寄すし』をどう間違えたのか『北極い壽司』と書いたようです。『ほっきすし』を超なまって発音すれば『ほっきょくいすし』なるのでしょうか？
１貫４元（約７０円）ですの被害は最小限でしたが。
前置きが長くなりましたが本編に移ります。
ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、韓国カンヌン（江陵）市の『ウォンジョ ・チョダンスンドゥブ（元祖草堂純豆腐）』です。
カンヌンは
ソウルから東に１５０㎞
日本海に面した人口２１万人の都市
市の中心から
北東に３キロメートルほど行くと
キョンボ（鏡浦）ビーチとキョンボ湖が
キョンボ湖の近くに
スンドゥブの店が集まる
チョダン・スンドゥブマウル（草堂純豆腐村）があります。
カンヌン駅前から
２３０番または２３０－１番バスで
約３０分
バスの本数はあまりありません
こちらはチョダンから
カンヌン駅方面の時刻表
最寄のバス停は
マウルの中心にある
『チョダン』
マウルの中で
地元の方に人気があるのが
ウォンジョ・チョダンスンドゥブ
飾り気のない
伝統的な
韓国のシクタン（食堂）
オンドルが通った
韓国風の
板の間の席もあります
キッチンのカウンターには
写真付きのメニューが
・・・日本語も書いてあるので安心です・・・
お薦めは
スンドゥブ・ペクパン（定食）
８０００ウォン（約８００円）
価格が変動していることもあります。
日本語で書かれた
『豆腐キムチ』が謎ですが
取り敢えず注文
箸、スプーン、フォークなどは
店の中央にあるカウンターから
セルフで
スンドゥブはおぼろ豆腐
湧き水と海水のミネラルで豆乳を固める
昔ながらの製法で作られています
大豆の甘さと香りが際立ち
そのままで頂いても
素朴な美味しさを味わえます
店の奥にある工場で
毎日製造されています
・・・美味しいわけです・・・
スンドゥブの薬味
白胡麻、ネギなどが
醤油ベースのタレに
薬味を少し入れると
味変でき
さらに美味しくなります
こちらは
ピチチゲ
おからのチゲです
味噌ベースで
少しピリ辛
これも美味い
日本のおからとは
ちょっと食感が
違います
キムチチゲ
カブのようなものも入っています
美味しいのですがかなり辛いです
この辛さには
コンギパップ（白飯）が
欲しくなります
パンチャンも
中央のカウンターから
セルフで
白菜キムチ、カクトゥギ、ニンニク
エゴマ、練り物、海藻、獅子唐など
種類豊富です
スンドゥブを
ニンニクとともに頂くと
味変の味変
カンヌン市内からは
便利な場所にはありませんが
伝統的なスンドゥブを存分に楽しめました
『豆腐キムチ』の
謎は解けませんでしたが
ごちそうさまでした
ウォンジョ・チョダンスンドゥブ
韓国カンウォンド（江原道）カンヌン（江陵）市チョダンスンドゥブキル７７番キル９
강원도 강릉시 초당순두부길 77번길9
82-33-652-2660
7:30-20:00
旧正月とチュソク３日間休み
次回は、明日１０月２４日（水）。ビーフカツに戻ります。東京都港区芝浦の『レストラン吉甚』です。