ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、韓国キョンジュ（慶州）市の『ファンナムミルミョン 』です。
キョンジュ（慶州）市は
プサンから
北に約１００㎞
寺社仏閣、古墳などが
市内いたるところに散在し
『屋根のない博物館』とも呼ばれています
古墳群の中で
最も有名なのが
テヌンウォン（大陵苑）
『ファンナム・ミルミョン』は
テヌンウォンの北側に広がる
ファンナムドン（皇南洞）にあるミルミョン専門店です
ミルミョンは
プサンのソウルフードですが
他の都市ではマイナーな食べ物
わずか１００㎞しか離れていない
キョンジュでも
ミルミョンの店はほとんどありません
プサンのミルミョン店は
古めかしい店が多いのですが
こちらは違います
白と黒を基調とする
カフェのような雰囲気
客層もちょっと異なります
ユクス（牛骨スープ）が
アルマイトの薬缶で
これはプサンと同じ
ユクスはお替り自由
タンクから
セルフで薬缶に入れます
店の雰囲気に合わせてでしょうか
銀色の器も
普通のミルミョン店よりお洒落です
胡瓜、茹で肉、茹で卵半分
これはオーソドックスですが
錦糸卵と黒胡麻はニューウェイブ
あっ、しまった！
オイペゴ（胡瓜抜き）
言うの忘れた
もちろん排除します
意外と量が少なかったので
助かりました
普通の酢の他に
胡麻ダレの酢が
置いてあります
手のひらに取って
一口舐めてみましたが
私にはＮＧ
鋏で十字に切り
普通の酢を廻し練り辛子を入れて
よくかき回します
プサンのミルミョンより
麺が太目で腰があります
これはこれで美味
スープは氷入り
牛骨出汁で
本場に負けていません
黒胡麻が
いいアクセントになっています
・・・プサンでもやればいいのに・・・
大根の酢漬け
全く辛味はなく
レモンの香りがします
やはり
レモンが使われています
これありです
伝統的なミルミョンに
奇をてらうことなく
新しい風を送り込んでいます
賛否はあるでしょうが
私は評価します
ごちそうさまでした
次回は、明日１０月１７日（水）。ビーフカツに戻ります。東京都墨田区の『リヨン』です。