ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都墨田区の『リヨン』です。
最寄駅は、東武スカイツリーラインの『鐘ヶ淵』。23区内にしてはローカル感が溢れ、味のある駅舎です。
駅から徒歩10分強、墨堤通りに面したレストランです。
蔦が絡まり緑に包まれたファサードは、なかなかお洒落。
店頭に出されているメニューボードにはビーフカツがありません。ちょっと心配・・・。
落ち着いた雰囲気で墨田マダムに人気があるようです。
一定の品位を保ちながらも、そこはかとなく漂う下町感。下町生まれとしては、こういう店に愛着が。
心配していたビーフカツですが、ちゃんとありました。
スープがついて税込990円。安い!
価格が変動していることもあります。
もちろんヒレではありませんが120g程度がミディアムレアに揚げられています。衣もサクサク。
この程度の厚みの肉をこんなきれいなミディアムレアに揚げられるのは、そうとう腕のいいシェフですね。
甘さを抑えたデミグラスソースも素晴らしい味。私のデミグラスソース史上で十指に入る逸品です。
何故かマスタードが添えられています。私はデミグラスソースには付けない派ですが、一応試してみます。やはり不要。
添え物の野菜にはオーロラソースが・・・これは普通の味です。
ご飯は、同じプレイトに盛り付けられています。韓国の洋食屋を思い出します。
この日のスープは、もやしとキャベツの味噌汁。とてもいい出汁です。
ビーフカツも野菜もスープも美味しかったのですが、胡瓜満載のこ奴だけは丁重に遠慮しました。
1000円以下でこれだけのグレードのビーフカツが頂けるのは至福。店の外のメニューボードにも載せたほうがよいと思います。
ご馳走様でした。
東京都墨田区墨田2-2-1
03-3613-0239
11:30-14:30 18:00-22:00
火曜日休み
次回は、明日10月18日(月)にスピンオフ編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ、我が故郷である東京都中央区の『新富町』をテーマにします。