スピンオフ編~東京都板橋区・典型的な関東の農家『旧田中家住宅』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編、ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、東京都板橋区の『旧田中家住宅』です。

 

最寄駅は

都営地下鉄三田線の終点

『西高島平』。

 

 

駅から徒歩約15分

赤塚溜池公園内の

板橋区立郷土資料館に移設されています。

 

 

資料館の敷地に入ると

唐破風の門が。

 

板橋遊郭で最大の規模を誇った

新藤楼の玄関

1880年代後半の建造です。

 

 

旧田中家住宅は

旧中村家の納屋

旧須田家の井戸小屋とともに

資料館の裏手に移設されています。

 

まずは旧中村家の納屋

切妻・瓦葺きの二階建て。

 

 

一階部分が公開され

脱穀機などの

農具が展示されています。

 

 

正面にあるのが

旧田中家住宅。

 

瓦葺きの寄棟造り

土間と

田の字型に配置された

四つの間取りがある

典型的な関東の農家です。

 

建築時期は

江戸時代後期と推定されていますが

度重なる改築で

建築当初のものではありません。

 

 

玄関を入ると

土間があります。

 

 

石臼、搗き臼、竹かごなど

生活用品が。

 

 

土間のへっついに繋がるのは

板張りのお勝手

現在ではほとんど死語になっていますが

台所のことです。

 

 

中央には

自在鉤が掛かっています。

 

左端に置かれている

クーラーボックスのようなものは

何とかして欲しいですね。

 

 

茅葺の天井

風情ありますね

でも手入れが大変そう。

 

 

お勝手の奥には

納戸がありますが

公開されていません。

 

 

お勝手と納戸の脇には

12畳の表座敷と10畳の奥座敷が。

 

 

表座敷には

立派な神棚が。

 

 

奥座敷には

昔懐かしい

箪笥、茶箪笥、文机が。

 

 

奥座敷から

外を眺めると

井戸小屋が見えます。

 

 

こちらが

旧須田家の井戸小屋。

 

つるべ井戸は

庭の東側に掘られることが

多かったようですが

こちらでも

東側に移設されています。

 

 

大きな施設ではありませんが

関東の典型的な農家を

見ることができ

興味深いものがありました。

 

板橋区郷土資料館

東京都板橋区赤塚5-35-25

03-5988-0081

9:30-17:00

月曜日休館(祝日の場合は開館し翌火曜日休館)

 

次回は、明日10月12日(金)に番外編。中国大連市のレストラン『TASTY』をテーマにします。