現在、3週間の予定で中国を旅しています。今回のメインは、東北地方(旧満州)。安宿に宿泊しているためインターネット環境は良くありません。『いいね』やコメントバックができないこともありますのでご理解ください。記事は、日本で書きだめてありますのでいつものように毎日アップされます。
本題に入る前に近況を少しだけ。
先日、ハルビンで『板板寿司』という怪しげな店に入りました。
頂いたのは『肉松巻』、肉そぼろの巻物です。意外に美味しかったです・・・寿司と思わなければ。
それでは本題に移ります。
ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、東京都板橋区の『ミナミ』です。
最寄駅は、東京メトロ有楽町線/副都心線の『要町』。
山手通りを板橋区方面に徒歩10分。中丸通りを左折し、更に2~3分。
住宅街に突然現れます。
地域密着型の昔ながらの洋食屋といった佇まいです。
ショーケースもレトロスペクティブ。こういう店の前を通るとついつい入ってしまいます。
店内は、洋食屋のような喫茶店のような。でも、何となくほっこりして落ち着きます。スタバもいいけれど、やはり下町育ちにはこういうところが馴染みます。
メニューを見るとビーフカツがありません。知り合いからあると聞いて来たのですが、隅から隅まで探しましたがありません。
ママさんに尋ねると、『ありますよ』と壁を指されました。メニューにない料理もたくさんあるようです。
と言うことでビーフカツライスにたどり着くことができました。ディープフライ(揚げる)ではなくフライパンで炒め焼きしたシュニッツェルです。結構なボリューム、150g近くありそうです。デミグラスソースではなくウスターシャーソースで頂きます。
冷奴、味噌汁、ご飯が付きます。冷奴は、普通の味です。
味噌汁は、家庭の味。美味しいです。
ロースがミディアムに。脂身も残っています。脂身は、ビーフカツの場合には衣の中に閉じ込められ、しつこくなります・・・個人的な嗜好です・・・ので取り除いて欲しいです。特にシュニッツェルは衣が油を吸っているので。
肉自体は良質で、柔らかくて美味しいです。
残念なのは、肉と衣の一体感に欠け、ナイフでカットすると衣が肉から剥離することです。肉が美味しくても、これではビーフカツの醍醐味を味わう事ができません。シュニッツェルは、やはり難しいですね。
付け合わせは、キャベツの千切りとスパゲティ。オーロラソースで和えたスパゲティは、都度調理されているようで温かく、美味しかったです。
テーブルには何故かふりかけが。訳の分からないネーミングに妙に惹かれました。
一振り掛けてみました。シュニッツェルで油濃くなった口の中がさっぱりとしました。
ドイツやオーストリアやイタリアで頂いたシュニッツェルは、カラッと仕上がりしつこさがありませんでしたが、日本では『これだ!』というシュニッツェルに出会ったことがありません。
ミナミのシュニッツェルにも
満足したわけではありませんが
ご馳走様でした。
東京都板橋区南町23
03-3955-5717
11:00-20:00
火曜日休み
次回は、明日8月13日(月)にスピンオフ編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ『板橋ワンダーランドPart II』をテーマにします。