現在、3週間の予定で中国を旅しています。今回のメインは、東北地方(旧満州)。安宿に宿泊しているためインターネット環境は良くありません。『いいね』やコメントバックができないこともありますのでご理解ください。記事は、日本で書きだめてありますのでいつものように毎日アップされます。
本題に入る前に近況を少しだけ。
昨晩、長春駅前の『田氏小椀肉』で頂いた『肉絲蛋炒面』。細切りの豚肉、玉子、木耳、トマト、青梗菜、タマネギが入った焼きそばです。
長春の麺は、手延べの太麺。うどんのようです。モチモチで美味しいです。
それでは本題に移ります。
ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、韓国ポハン(浦項)市の『シビルボン フェ シクタン』です。
ポハンは
プサンから北に約120㎞
人口約50万人の工業都市
日本海に面し
韓半島で
最初に日が昇る町です
市の中心部にある
ジュクド・シジャン(竹島市場)は
韓国特有の在来市場
ウニや鮑など
ポハン特産の海産物を売る
鮮魚店が軒を連ねています
多くの店が
食堂を兼業しており
新鮮な魚を頂くことができます
今回ご紹介する
『シビルボン フェ シクタン』も
そんな店の一つ
シビルボンは11番を意味し
市場の中の
店舗番号です
店の奥にある食堂は
板張りで
テーブルが4卓あるだけ
刺身と野菜に
冷たいピリ辛のスープを掛けた
ムルフェがポハン名物
しかし
私がどうしても頂きたかったのは
『ソンゲアルバップ』
日本語にすると
ウニご飯
1万2000ウォン(約1200円)
価格が変動していることもあります。
まずはビール
Hiteのエクストラコールド
一番好きな韓国のビールです
バンチャンは
白菜キムチとえごまのキムチ
少量ですがお替り自由です
キムチの他に
茹で落花生、コーンなど5種類
ポンテギ(蚕)は要らないなぁ~
バンチャンをつまみながら
ビールを飲んでいると
ガスコンロが登場
チゲは注文していないので
何だろうと訝しがりましたが
成り行きに任せます
間を開けずに
鍋が出てきました
メウンタンです
アジュムマに
注文していないと伝えると
セットになっているとの返答
メウンタン
直訳すれば辛い鍋
出汁は魚のあらです
あらの他に
じゃが芋、葱などが入り
とてもいい味です
程なく
ウニご飯が到着
期待に胸が膨らみます
わぁっ!
ウニが、ウニがどっさり!
嬉しいぃ~!
喜びもつかの間
よく見ると
奴がいます
今は亡き
じいさんの遺言で(?)
胡瓜NGなのです
先祖の教えは守るもの
丁寧に
奴を駆除しました
ソンゲアルバップは
別名ソンゲビビムパップ
よく混ぜてから頂きます
奴の残り香りが
若干気になりますが
美味い!
奴がいなければ
もっと美味しかったのだろうな
明日もう一回来よう
と言う訳で
翌日の夕刻に
再訪
『ソンゲアルバップ ハナ ジュセヨ』と注文すると
『オイペギ(胡瓜抜き)?』と
笑顔で返されました
ビールを飲んでいると
ホヤがサービスで
出て来ました
新鮮で
臭みも全くない
美味しいほホヤです
そして二度目のウニご飯が到着
今度は大丈夫
あ奴はいません
白ごまの掛かった
美味しそうなウニ!
・・・実際に甘くておいしいのですが・・・
ウニの風味と甘さが
野菜&ご飯と絶妙にコラボ
昨晩の10倍以上の美味しさです
美味しいメウンタンとのセットで
1万2000ウォンは
信じられないCPです
ごちそうさまでした
(11번회식당)
慶尚北道 浦項市北区竹島洞 557-7
(경상북도 포항시 북구 죽도동 557-7)
82-54-244-6458
8:00-22:00
年中無休
次回は、明日8月8日(水)。ビーフカツに戻ります。東京神楽坂の『ゆかわ』です。