ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、栃木県足利市の蕎麦処『菊屋本店』です。
最寄駅は
JR両毛線
『足利』
足利市は
清和源氏義家流
足利氏発祥の地
室町幕府を開いた
足利尊氏も
その嫡流に当たります
足利駅から徒歩10分
足利氏宅跡として国の史跡に指定されている
鑁阿寺(ばんなじ)があります
『菊屋本店』は
鑁阿寺の東門門前にある
蕎麦処です
創業は1870(明治3)年
150年近い歴史を持つ
老舗です
店内に入ると
右側に座敷席
左側にテーブル席が
厨房と帳場周りには
栃木名産品の
お土産コーナーがあります
私が頂いたのは
『二色そば』・・・税込1030円
ボリュームあります
価格が変動していることもあります(以下、同じ)。
黄色味がかったのは
ルチンの含有量が豊富な
韃靼蕎麦
別名『苦蕎麦(にがそば)』とも呼ばれ
独特の強い苦みがあるのですが
こちらのは比較的マイルド
腰が強いのですが
喉越しは滑らかで
美味
白いほうは
更科系の二八蕎麦
韃靼蕎麦よりは柔らかめ
美味しいのですが
もう少し蕎麦の風味が
あると良いなと思います
蕎麦つゆは
江戸前と比較すると
返しは少な目
と言っても
甘口ではありません
美味しいです
デザートがついています
コンニャクかなと思ったら
寒天
連れの注文は
『門前そば』・・・税込1000円
とろろ蕎麦のように見えます
山芋と大根を混ぜ合わせたものに
南高梅をのせているとのこと
これに蕎麦つゆを加えて頂きます
一口相伴に預かりましたが
南高梅があっさり感を演出する
絶品でした
蕎麦湯が二つ出て来ました
連れと私の
それぞれに?
蓋を取ってみると
黄色い蕎麦湯と
普通の蕎麦湯が
黄色いほうは
韃靼蕎麦の蕎麦湯
ちょっと苦みがあります
北関東と言うと
うどんやラーメンの
イメージがあります
でも
こんなに美味しい
老舗の蕎麦処もあるのですね
ご馳走さまでした
栃木県足利市家富町2317
0284-41-2818
平日 11:00-15:00
土日祝日 11:00-16:00
※蕎麦が売切れ次第閉店
水曜日休み
次回は、明日7月24日(月)に番外編。韓国サムチョク(三陟)市のヤンシク(洋食)も美味しいプンシク屋『モクポ』をテーマにします。